【APH】おくにとともに【短編集】

たくさん食べる君が好き！|耀 ページ37

最近不穏なの多かったので。何だかんだ初王さんでは？


.









「どんどん食べるよろし！」





沢山の中華料理を手に持ち、そう嬉々と話すのは王耀。それを見て、Aは目を輝かせる。



「わたし、それ大好きでふ！」



肉まんや餃子を見て、好きと言ったAはあちっ、と呟きながらAは麻婆豆腐を口へ運ぶ。

その様子を耀は幸せそうに眺めていた。Aはそんな耀を見て不思議そうな顔をした。






「やおさん、食べないんですか？こんなにあるのに」

「我はいいある。Aの食べてる姿見るだけで満腹あるよ！
お前は菊と違って、変に味変しないあるから最高ね！そんなこと気にせずどんどん食べるよろし！」

「ふへ、なんか嬉しいですねぇ」






耀は幸せそうに頬を緩くし、同じように耀を見て笑うAをじっと見つめる。幸せそうに自分の料理を頬張る好きな人の姿を見れば、きっと誰しもがこうなるのだろう。




「やおさん、あーん。」

「あー……………っては！？！？びっっくりしたある…」

「たべないんですかぁ〜？」

「だから我はお前の頬張る姿が好きであって…」



















「わたしも、やおさんの食べる姿が大好きですよ？」






「……うっ、うるせぇある！！！一口だけあるからな！あとで我にもあーん、やらせるよろし！」










二人で机を囲む、この瞬間が好き。

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