私の中のキムテヒョン3

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(だけど、だから、ダメ)






「何がよ」





『だけど』と『だから』が何にかかっているのかわからないキムテヒョンらしい言葉に呆れていると、キムテヒョンは(それに)と続ける。






(Aさんはまずご飯たくさん食べないと。もう少し肉を付けてよ)






「いや何なの、自分から振っといて！」






(ジミナはああ言ったけど、オレ的には胸とお尻に)






「だからほんとに余計なお世話だから！」





小さいだ、肉が足りないだ、散々言ってくれた今日の出来事をまた思い出して腹が立つ。忘れてたけれど、キムテヒョンめ。こういう奴だった。





その晩はキムテヒョンを無視して、久しぶりに辛ラーメンを食べた。






(ごめんって)と泣き言を言うキムテヒョンが、あまりに普段通りだから。








あの病室で眠る彫像みたいな人を思い出さないですんだことにほっとした。






＊作者より＊
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