・ ページ38
Fさいど
風「おい、中島ってば！」
電話は繋がったまま一向に向こうからの応答がない…。
どうしよう…
安井「風磨ー？なにかあった？
みんな待ってっぞ！」
風「安井！！
どうしよう！中島が死んじゃう！ 」
安井「は？笑
何、お前らそんな仲良かったっけ？
そんな事よりビーチバレー…」
風「違うんだよ！！！
中島…どうしよう。ねぇ！どうしよう！」
樹「風磨、ちょっと落ち着けって…」
風「落ち着いてられっかよ！！
中島が死んじゃう！助けないと…！」
安井「健人がどうしたって？」
風「腹が痛いって…
凄く苦しそうで助けてって！」
樹「家にいるの？」
風「それが多分車でどこかへ行ってるっぽい…」
安井「なんでまた…
今は？それ繋がってるんじゃないの？」
風「なんか唸り声がしてそのまま
車から降りたみたい…
ドアが閉まる音がしてから応答がない…」
樹「ちょっとスピーカーにさせて？
健人ー？大丈夫？？
もしもーし！」
安井「ほんとだ…」
樹「健人どこへ行くとか聞いてないの？」
風「あいつ、ここんとこ夏バテで飯食えてなくて
昨日も体調悪そうだったから
てっきり家で休んでるんだと思ってた…」
安井「あいつ、本当に夏弱いのな…」
樹「冬生まれだからじゃね？笑」
安井「確かにー！笑」
そんな冗談言ってる余裕は俺にはない。
樹「ちょ、お前顔怖すぎ。笑」
そんな事言われても…
安井「でもどうすっか…」
樹「お前、とりあえず着替えてくる？
その間俺ら声掛けてるから。
もし応答あったら場所聞いておけばすぐ向かえるじゃん。」
風「ありがとう…」
安井「健人ー？もしもーし！」
樹「おーい、健人ー！」
二人が来てくれたおかげで少し冷静になれて
急いでシャワーを浴びて服を着た。
Kさいど
健「おぇっ…おえっ…はぁっ…」
痛い…。
気持ち悪い…。
気が遠くなるくらいの激痛に堪えながら
治まる気配のない吐き気。
どうしよう…
菊池に居場所を伝えないと…っ
つか、ここ何処？
健「ううっ…！！」
痛っっい！
「あのー、大丈夫ですか？
救急車呼びます？」
健「…っっ…へ？」
そう話し掛けられて上を向くと
スーツを着た男性が心配そうにこっちを見てる。
「この車、お宅のですか？」
健「はぁっ…電話…っ」
「え？」
健「中っっ…うぅ…」
車の扉開けて菊池に電話して…！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 156人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Cororo(プロフ) - メイプルさん» メイプルさんいつもありがとう御座います！もう…メイプルさぁん！きっとツボが私と同じなんですよねぇ←馴れ馴れしくてすいません。汗 いつもほんとに有り難い言葉感謝してます。そして、そして是非ともメイプルさんとはふまけんについて語り合いたいと思ってます←笑 (2019年11月3日 13時) (
レス) id: 264b1bf38d (このIDを非表示/違反報告)
メイプル - 更新ありがとうございます！ふまけん、最高ですね。ぜひぜひ短編も書いて欲しいです！！これからも楽しみにしています。頑張ってくださいね！ (2019年11月3日 11時) (レス) id: 62a36074d7 (このIDを非表示/違反報告)
yukine(プロフ) - Cororoさん» そうなんですか…。了解しました！更新頑張って下さいね！ (2019年10月26日 19時) (レス) id: b95332937f (このIDを非表示/違反報告)
Cororo(プロフ) - yukineさん» 波乱万丈はもう執筆するつもりがなかったので中身をこちらに移して削除させて頂きましたm(_ _)m楽しみにして頂いていたのに申し訳ございません。 (2019年10月26日 18時) (レス) id: 264b1bf38d (このIDを非表示/違反報告)
yukine(プロフ) - Cororoさん» レスありがとうございます！その波乱万丈の作品はもう見れませんか？ (2019年10月26日 15時) (レス) id: b95332937f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Cororo | 作成日時：2019年10月10日 15時
