今日はありがとう 3

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Fさいど

風「岸！岸！あれみてみろよ」

岸「なんすかっ…っうわあ！」

風「ぎゃはっはっ！おもしろ笑」

岸「びっくりしたぁ…

もう風磨くん、急に浮き輪ひっくり返すの

辞めてくださいよぉ」

風「お前が油断し過ぎなんだよ」

高地「今の慌てた顔超やばかったよ？

あれはアイドルじゃない！笑」

岸「ちょっと高地くんまで！！

北斗君、見てないで助けてくださいーー」

北斗「あー、はいはい。」

岸「え！ちょっと北斗君！扱い雑すぎません！？」

北斗「なぁ、樹は？」

小瀧「喉乾いたって一旦陸へ行ったで」

北斗「なるほど」

高地「無視されてんの笑」

岸「そんなぁー…」

風「あ！なぁビーチバレーやろうぜー」

安井「いいねぇ！ぜってぇ勝つ！！」



今日は8月半ば。

めちゃくちゃ炎天下で超海日和。

丁度この前少クラの収録でみんなに会ったから

適当にスケジュール空いてるやつ誘って

毎年恒例の海に来た。




風「岸、おりゃー！」

岸「おりゃーーーーー！！！」

小瀧「ちょ、うるさいわ」


「ぎゃははははっ！」



安井「つうか岸、お前こっちのチームだし！笑」

岸「そうなんすよ！！！」

北斗「分かってたのかよ笑」




樹「風磨ー！」


なんてくだらない事で盛り上がってると

飲み物飲みに行ってた樹が戻ってきた。



風「樹ー！ビーチバレーこっちのチームなー！」

樹「風磨ー！電話なってるー！」

風「えー？」


少し遠くから叫びながら走ってくるから

はじめはよく聞き取れなくて…

樹「風磨、さっきから携帯すげー鳴ってるぞ」

風「は？なんで…

ちょっとタンマー！！」




樹「急に仕事でも入ったとか？」

風「でも今日は完全なオフなはずだしな…

あ、みんなのとこ行ってていいよ」

樹「まじで？したら向こうで待ってるわ」

風「おう！」



とりあえず皆から一旦抜けて

荷物が置いてある場所まで戻る。



あ、ほんとだ…


近くまで来ると聞き馴染みの着信音が流れっぱなし。

つか、こんなに長い間出ないのになんで諦めないのこの人。笑

て、もしかして本当にマネージャー？


なんて疑問を抱きながら恐る恐る携帯を手に。



え？中島…？



風「…はい。」

健「………」


え？…無言って…


風「中島？なにー？」

健「うぅ…きく…ち…

っ…助け…て…っうぅ…あぁ！」

風「は？なに、どうしたの？」

健「買い物っ…うぅっ…！いっ…たたたたっ…！」


え？何、どうなってるの？

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