君のヒロインになるためには (ページ5)

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Ep.4 ページ5

side A

みんなが私の周りに集まって自己紹介をしてくれてる

ちなみに隣の斉木くんはさっき名前だけ教えて貰った

夢原「こんにちは！私夢原知予！呼び捨てでいいよ！恋バナとか好きだから、今度話そう！」

『う、うん！よろしく、知予ちゃん』

照橋「Aちゃん！久しぶり。元気だった？」

うわっめっちゃ綺麗な人…って、え！？え！？！？

『こ、心美ちゃん！？久しぶりー！！！』

わーっと抱きつくと優しく頭を撫でてくれた。

斉「(ざわつくな、男子達)」

照橋「転校してくるなら言ってくれればよかったのに〜！」

『だ、だって急だったから‥』

照橋心美ちゃん。

小さい頃近所に住んでいてよく遊んでたんだ。

私が引っ越すことになっちゃって全然連絡取れなかったから
本当久しぶり‥！！！！

私は口に手を当てて目を細める

『心美ちゃん、小さい頃も可愛かったけど、
　めっちゃ美人さんだね！』

「Aちゃんも！(私が最初おっふしたなんて言えない‥！) 今日一緒に帰らない？」

『うん！』

夢原「ちょっとー！私は！？」

『知予ちゃんも、一緒に帰ろ！』

燃堂「おっす転校生、俺っち燃堂力よろしくな」

『ふえ！？』

急に肩に手をかけられて少しビックリしたけどいい人そう

「燃堂お前殺されたいのかぁぁぁあ！！！」

「Aさんに触れるなんて5万年早いんだよクソ羨まじぃいいいいいい」

す、凄い言われてるけど‥‥

『よろしく燃堂くん！』

海藤「俺は海藤瞬だ！だ……で、す。」

『あっ、すごく気になったんだけどその手……怪我しちゃったの‥？』

海藤「あぇ…え、これは封印されし力が…」

『ふむふむ……なんかカッコイイ！！！よろしく海藤くん！』

海藤くんの手を握り挨拶した

あ、ちょっと馴れ馴れしかったかな……

海藤「よ、よろしくお願いしましゅ……」

「海藤表出ろぉぉおおおおお！！！！」

「ぶっ殺すぞおらぁぁぁぁああ！！！！」

‥‥転校、結構不安だったけど、良い人たちで本当良かった！

毎日楽しそうだなあ‥！！

あ、そういえば。

‥傘を貸した人、ここの制服を着ていたような‥