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翔「彼氏、怒んないの？」
「あ、合コン?」
翔「うん。」
「友達が説得したから…笑」
人数合わせだから!
って必死に私の彼氏説得してた。
今日はK大卒のエリートだから絶対行きたいの!って。
翔「あぁーね。笑」
「翔くんは?
彼女、怒らない?」
翔「うーん…
言ってないんだよね。」
困った顔してそう言った。
「そうなんだ…」
やっぱりちょっと軽い、のかな?
翔「別に出会い求めに来た訳じゃねーし…
言って心配させるよりは
何もなく終わってなかった事にした方がいいかな？って。」
確かにわかる、
わかるけどー…
あとでバレたら面倒くさそう。
私がそんな顔したのがわかったのか
翔「やっぱ言うべきだった、かな…？」
心配そうに聞いてくる。
「んー…
あとでわかっちゃったらショックかも。
なんで言ってくれなかったの?って。」
翔「…だよね。
でも今更だし、間違い犯すことはないからいっか。」
間違い犯すことはない
なんてハッキリ言われちゃうと
気がなくてもちょっと凹むんだなぁ。笑
相手がイケメンだから?
なんて考える私。
翔「何飲む？」
「あっ…ビールで、」
ここ私が気利かせなきゃいけないとこなのに…
翔「結構飲むんだ？」
「うん、好き。」
翔「俺も。」
少しだけ気分がよくなった脳には
俺もお前の事好き
っていつの間にか変換されてた。
イケメンって怖い。笑
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作者名：ハル
| 作成日時：2014年12月20日 9時
