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翔side.
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で、まぁ結局紹介したんだけど…
意気投合っつーか
いとこがAを気に入った？
お姉ちゃん的な存在？みたいで
俺そっちのけで2人で盛り上がる。
アスカ「私Aちゃんがお嫁さんじゃなきゃ
結婚式出席しないから。」
翔「はぁ？」
A「結婚とかは…、」
翔「はぁ？」これはAちゃんに対してね。
アスカ「えっ、Aちゃん翔ちゃんと
結婚したくないの!?
翔ちゃんAちゃんと結婚したいって言ってたよ?」
翔「はぁ？！」
アスカ「翔ちゃん元々結婚願望強いし
子どもは3人欲しくて、いくつ離れてほしいとか
人生計画しっかりしてるの、
まぁその割に彼女できないから残念だなー
とか思ってたんだけど。」
あははって笑うアスカを初めて殴りたいと思った。
翔「ちょっとアスカ、
俺ら昨日付き合い始めたんだよ？
さすがに結婚の話とかはまだだから…」
アスカ「そうだった!
Aちゃんが彼氏と別れて弱ってる時に…
翔ちゃん弱みに付け込んだんだったね、」
翔「んん！」
むせそうになる…
アスカ「まぁ翔ちゃんならちゃんと先を見据えて
ってやつなんだろうけど。
私は早くおばちゃんになりたい!」
ブハァーってコーヒー噴き出すとこだったわ
「いや、お前俺の妹じゃねーから
おばちゃんにはなれないよ。」
A「そこ…?」
アスカ「Aちゃん、こんな翔ちゃんだけど
よろしくね!
私は翔ちゃんとAちゃんの赤ちゃんがみたい!
めっちゃ可愛がるから!」
アスカの圧に押されてるAちゃん
まぁ、そうなるわな。
A「う、ん…」
アスカと別れて部屋に戻って
なんかごめんって雰囲気、居た堪れない…
A「ごめんね…」
「は？なにが！？」
焦る俺
A「私口下手だから上手く対応できなくて
というか、」
「気にすんなって
まぁ、結婚どうのこうのに乗り気じゃないのは
ショックだったけど。笑」
A「違うの、本当に元カレのせいで…」
そう、わかってるんだけど
早く俺との未来を想像してほしい。
なんて言ってたあの日が懐かしい…
あれから2年が過ぎた頃
アスカにかなーり背中を押され
プロポーズして結婚した。
Aが30、になる前にね。
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作者名：ハル
| 作成日時：2014年12月20日 9時
