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タクシーに乗って家に帰る。
運転手さんが何も喋らない人だったから
眠くなっちゃっていつの間にか眠ってしまってた。
「あっ、ここで…」
ちょうど家の近くで、降ろしてもらう。
部屋に入るとひんやりしていて
急に寂しくなる。
LINEしとかなきゃ…
A無事着きました。 今日はありがとう。
って書いたところで
これ、彼女に見つかったらやばいよね…
と思い文面を見直すも
いい文が浮かんでこなくて、
んー…どうしよう。
いや、翔くんならうまい事やってくれるはず
って悩むのも面倒くさくなってそのまま送った。
A今帰って来たよ。 疲れちゃったからシャワー浴びて寝るね? 明日も仕事だったよね?
って、送ったけど
明日仕事って言ってた気がするから
もう寝てるだろうな。
お風呂に入ろうとしたら
ピロン♪
ってケータイが鳴って
あっ、起きてたんだ。
と、LINE開くと…
翔無事着いて安心したー。俺も一足早く着いてもう1杯やってたとこ。あんな洒落た店のご飯じゃ腹満たされなくてカップ麺買って食ってるからね。笑
こんな時間にラーメン…
翔くん痩せてたもんなぁ。
これは、返した方がいいよね?
A本当に飲むの好きなんだね。笑 こんな時間にラーメンなんて羨ましい…食べたくなっちゃったじゃん!
お風呂に向かおうとしてた足は
ソファに腰を下ろす。
翔飲まないとやってけねー!食っちゃえば?あっ、家にないとか?
乙女心わかってないなぁ。笑
Aそうだね、ストレス発散!太るから食べないよ〜家にもストックしてないし。
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作者名：ハル
| 作成日時：2014年12月20日 9時
