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涼介side
『すぅーっ、はぁっ……ふぅ…、』
大貴「そう、できてるよ。落ち着いてくるからね。」
大ちゃんの言った通り、段々と落ち着いて、ゆっくりと息ができるようになった。
__ガチャッ
侑李「おっ、涼介落ち着いた…?」
『うん…あの、おこしちゃって…、…ごめんなさい』
こんな謝罪では足らないと思うけど……
怒られちゃうかな。出て行っちゃうかな。
そう思って、俯くことしか出来なかった。
侑李「んー?なんのこと?…ほら、涼介、ココア」
僕でもわかるくらいにすっとぼけたちいちゃんは、僕の顔を覗いて、温かいココアをくれた。
『えっ、僕の………?』
侑李「涼介のに決まってるじゃん!ほら、2人でゆっくり飲もうよ」
大貴「ちょっと、俺は!?」
侑李「うるっさいなぁ……あるよ、はい。」
大貴「うぉーさんきゅっ……ツンデレだなぁ侑李は」
侑李「涼介、明日は2人で!オムライス作って、2人で!食べようね。」
大貴「 " 2人で " だけ強調しないで!ごめんって!」
『…、ふふっ』
僕が思わず笑うと、大ちゃんは肩を組んでくれた。
ちいちゃんは、頭を撫でてくれた。
まるで、「" 3人で " 頑張ろうね」って言うみたいに。
だから、僕も返すんだ。
『大ちゃん、ちいちゃん……ありがとうっ、』
大貴 侑李 「「どういたしまして。」」
言えなかったけど……大好きだよっ。
fin.
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ここまで読んでくださった、あなた!本当にありがとうございます<(_ _)>
お知らせ?のようなものですが……
ymdさんの病状や、3人の関係が全然書けなかったので(実力不足です…)
次の更新で、補足のようなものを出します!
あまりお話に入り込めなかったなーっという方は、補足に目を通してから、また読んでいただけると、少し違うかもしれません……!
できるだけ早く更新いたしますので、少々お待ちくださいませ!!
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セクラバ&ティアラ - 面白いですね!更新頑張ってください! (2021年5月2日 19時) (レス) id: f699831620 (このIDを非表示/違反報告)
セクラバ&ティアラ - 面白いですね! (2021年5月2日 19時) (レス) id: f699831620 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いのきんぐ | 作成日時:2020年5月19日 22時