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そりゃ本気で楽しくてツイートすることもあるけど、無理しちゃう時もある。

“”がんばれ“”
“”大丈夫?“”



こんな言葉に少し安心する。


自分を認めてくれない人ばかりのリアルより幾分も生きやすい。


Twitterのタイムラインにふと流れてくるツイート。


投稿主は中学のリア友。


中学の時はまだ楽しかったなぁとか思いながらつい見てしまう。


中学校は家の近い子ばかりで、仲もよくていい関係保てたのかな、なんて。

まあ、言えないこともあったけどそれでも楽しかった、に分類できる気がする。



今の生活から抜け出したい、なんて思ってしまうじゃないの。



なんて考えながら、私は眠りに落ちた。









体育の時間。授業の内容は武道のテストだった。


武道ということも、テストでの待ち時間ってこともあり、ほぼみんなが雑談していた。


体調の悪かった私は座ったまま友達との会話に相槌を打っていた。



「Twitterで愚痴とか話すTwitterメインでやってるやつきもくね?」


急に聞こえてきたその言葉。


クラスのトップカーストのグループの馬鹿みたいに大きな声だ。


私のことじゃん、ばれたら、しぬ、


やだ、怖い、いろんなことが過ぎる。


ただ、自分の隣にいる友達たちにせっかくの道化がバレる可能性が出てしまう。


私は必死で心配で、不安で、怖かった感情を隠した。








勉強しなきゃな。明日の数学のテストやばいかもしれないし。


なんて家に着いてそうそう思いながら私は数学のワークを開いた。



高校数学の内容は少し難しいから根っからの文系の私には頑張らなきゃいけない課題だ。
難しいけど頑張ろう。







「若葉!あんた降りてきなさい。また遊んでるんでしょ!!!!」


『今数学やってんだけど!?』


「どうせ嘘でしょ?降りてきなさい!!!!!!」


「いつも勉強してないじゃない、あんた全然ダメじゃないの!!!!!!」


「頑張りなさいよ、大体あんたはいつも反論して少しは感謝の気持ちを持って行動しなさいよ。なんでそんなことも考えらないの!!!!!!!」


『いい。今勉強してんだから!!!』


自室とリビングで叫ばれた、でもどうしてもむかつく。


私は親に言い切って勉強を再開しようとした。


けども、やっぱり集中できない。


ムカつくんだ。


私はノートを開いてペンを持った。あの、本音のノートを。

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作者名:黒洞揚羽 x他6人 | 作成日時:2020年11月29日 1時

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