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貴「幸せだね」


ポロッと口から零れた。

何気ない日常がこんなに幸せになるなんて、

貴方のおかげだ。


貴「裕一郎のおかげ」

梅「Aのおかげ」


言葉が重なった。

それと同時に、笑いあった。


お互い、同じことを思っているのだと思うと、

胸が幸せでいっぱいだ。


貴「梅を見るだけでこんなに幸せになれるのは裕一郎のおかげなの」



貴「ありがとう」



裕一郎は私の顔を見るなり、

頭を撫でた。


本当に嬉しくて、

思わず抱きしめた。



梅「どーしたー?」

貴「なんとなく!」



貴「お出かけしよう!」

梅「やだ」


梅「もっとAとくっついていたい。」



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3→←紅梅色【梅原裕一郎】



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作者名:うた x他4人 | 作成日時:2018年2月1日 17時

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