【完結】愛しい君に最高のドナーを【/青/】

裏設定。1 ページ17

リトです！ここまでご愛読ありがとうございました！

最後の場面ちょっと泣きそうになりながら書いてましたww

裏設定をお話します。

まず、夢主ちゃんがかかってしまった拡張型心筋症ですが、症状は

･息切れ(ころんくんとのキスの後)

･手足のむくみと冷感(公園で手を繋いだ時)

･食欲不振(食欲がなくなってきた)

で、小説内でも出ています。

次に、ころんくんは実はすい臓がんでした。

すい臓は、すい液といって、炭水化物、タンパク質、ビタミンを消化する液体があります。

なので、すい臓が使えなくなると、死につながります。

だから、ころんくんは消化に良い食べ物を食べていたのです。(茶碗蒸し、うどん)

レストランではAちゃんと結婚のお祝いをするために無理をして食べていました。

また、Aちゃんには病気のことを隠していました。


小説内に、心臓移植するための条件として、脳死した患者から。というものがありました。

ころんくんは自分がAちゃんのドナーになるために自分で自分を脳死させようとしました。

やり方としては薬の大量摂取です。

Aちゃんに、仕事と言っている1週間のうちに薬の大量摂取をしました。

だから、会えなかったのです。


そして、ころんくんはなぜ毎日早くから遅くまで病院にいれたのでしょう。

なぜ、病院の食事が出来たのでしょう。

看護師さんは、ころんくんのAちゃんに対する思いが強かったから。と言っていましたが、違います。

ころんくんはAちゃんに気づかれないように自分も入院していました。

だから朝から夜までいれたし、ご飯も食べれたのです。


そして、ころんくんは最初から自分がドナーになることを決めていました。

Aちゃんが病院で初めて拡張型心筋症と告げられた時、お医者さんと話がしたいと言っていましたね。

その時、自分がドナーになるとお医者さんに言っていました。

それを知っていた看護師さんが、手術前2人に｢彼女さん思いですね｣と言ったのです。


そして、2人が綺麗と言っていた花は勿忘草(わすれなぐさ)です。花言葉は｢私を忘れないで｣

ころんくんはAちゃんに自分のことを忘れて欲しくなかったのです。

お酒はギムレット、酒言葉は｢長いお別れ｣｢遠い人を思う｣です。


思い出す限りではこんな感じです。

病気をバカにしている訳ではありません。

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