14. Let’s go out!【11/11】 ページ50
「ねっ、四人で『三本の箒』にバタービールを飲みに行かない？」
ピーターの連れの女の子が、大袈裟にぱちぱちと瞬きしながらシリウスに声を掛けた。シリウスは怪訝な顔をした。
「なんで？」
なぜなら彼女はシリウスに気があるからだ。Aにも、そしてピーターにも明白なことだ。シリウスは気づいているのか、本当に気づいていないのか、どちらだろう。
しかたなく、Aは自分からシリウスの腕に寄り添って、ニコッと微笑んだ。
「ごめんなさい。私達、これから行くところがあるから」
そう言った手前、ゾンコの店には居られなくなってしまい、シリウスと二人で店を出た。
「ごめんね、シリウス。まだ見たかったでしょう？」
「いいよ、どうせ買わないから。ピーターは見る目が無いな。あの子にピーターはもったいない」
「うん……私もそう思う」
「どこに行く？ 『三本の箒』には行きづらいよな」
「そうだね……。もうホグワーツに帰ろうか？ あっ、そうだ。私、箒に乗りたい」
「箒？」
シリウスは意外そうに訊き返した。
「箒の二人乗りって、ちょっと憧れていたの。私はあまり飛ぶのが得意じゃないけれど、シリウスならできそう」
「お安い御用だ」
「やったぁ。でも、安全運転でお願いします」
「二人乗りは安全とは言えないな」
「とりあえず、私のことを落とさないようにしてください」
「それは任せて」
シリウスが自信満々に笑顔で言ったので、Aも笑って、シリウスの手を握った。
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Helga(プロフ) - ノさん» 一番好きだなんて嬉しいです！(*´>∀<｀*)たくさんのときめきをご提供できるように今後もがんばります(*´∇`*) (2020年5月20日 17時) (
レス) id: 4936191a5f (このIDを非表示/違反報告)
ノ(プロフ) - シリウス落ちの小説の中でいちばん好きです！ときめきが止まりません… (2020年5月20日 15時) (レス) id: 9ec259d83f (このIDを非表示/違反報告)
Helga(プロフ) - ケイトリンさん» なんと！こちらでも見つけて頂けるなんて嬉しいです(*ﾉω・*)てれてれ 今後とも楽しんでいただけるようがんばります！ (2020年5月19日 22時) (レス) id: 4936191a5f (このIDを非表示/違反報告)
Helga(プロフ) - はなさん» ありがとうございます！読み返して頂けるなんて嬉しい…！！引き続き楽しんでいただけるようがんばります(*´∇`*) (2020年5月19日 22時) (レス) id: 4936191a5f (このIDを非表示/違反報告)
ケイトリン - pix○vでも読ませて頂いてます！本当に面白いです！毎日の楽しみにしてます(笑)無理せず頑張ってください！応援してます！ (2020年5月19日 18時) (レス) id: a8b20e8257 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Helga | 作成日時：2020年5月16日 10時
