本当の自分 ページ45
貴方side.
「今の音…」
その音は確かに地下で起こった音だ。
ベビー5は腕を鎌に変形し戦闘態勢に変えた。
私は動けない体を必死に動かす。
すると、コツコツと足音が聞こえる。
階段を降りているようだ。
一体…誰…？
？「…お前か、トレボール軍幹部…ベビー5」
ベビー5「貴方ッ…！！」
私はその声を聞いた瞬間目を見開いた。
どう、して…来たの…
彼には今懸賞金がかかっている。
そんな中助けに来てくれた…
「サ、ボ…？」
私はポツリと言えば、サボはニッと笑う。
サボ「おせぇぞ、A！」
そう言って笑うサボに私は歯を食いしばり涙を堪えた。
いつもそう。笑顔だけど、その手は怒りに満ちている。
拳を握りしめその手からは炎が漏れている。
ベビー5「革命軍参謀長…Aの本当の恋人…」
ベビー5はそう言ってタバコを噛み締めた。
サボは戦闘態勢に入る。
が、
サボ「…？」
ベビー5は鎌を手に戻しフゥとタバコの煙を出した。
その行動にサボも戦闘態勢をといた。
ベビー5「…見てなかった事にするわ。
私、小さい頃からAと一緒だったから分かってた。
若様とAは…結ばれる人じゃないって」
「ベビー…5…」
私はそれを聞いて目を見開いた。
ベビー5…どうして貴方はそんな人にあまいんだろう。
これも女同士にしか分かんないのかな。
「…恩は忘れないわ。ベビー5、ありがとう」
私がそう言えばベビー5は背中を見せた。
でもその肩は微かに揺れた。
本当、小さい頃からずっと一緒だった。
年上のベビー5だけど、泣き虫で私より泣いてた気がする。
でも、それも全て懐かしく感じる。
でもこれだけは言える。
地獄の中で、ベビー5は本当の私を出せた気がする。
ありがとう。
何十年間も私を見守ってくれて。
______________________
ひとつお知らせです。
実はもう一つの小説、『天国を見た女』
なんですが、消しました。
なんの予告もなしに消してしまいすいません！！
私事がありまして…言い訳にしかなりませんが。
とにかく楽しみにしていた方申し訳ありません(*_*)
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haru(プロフ) - お話すごく面白く続きがとても気になります！ (2019年9月7日 0時) (
レス) id: 73d6586e42 (このIDを非表示/違反報告)
ねち(プロフ) - もう更新しないんですか？（ ; ; ） (2019年6月11日 23時) (レス) id: ad516607ea (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続きがとっても気になります！！更新を楽しみにお待ちしております！ (2018年2月11日 13時) (レス) id: ffbaeb1321 (このIDを非表示/違反報告)
フレア(プロフ) - 続きが楽しみです！是非書いてください！ (2017年6月9日 8時) (レス) id: 7e93d64126 (このIDを非表示/違反報告)
fai - 続きが楽しみですっ！ワクワクッワクワクッ(∩´∀｀)∩ (2017年6月1日 17時) (レス) id: 77a8d57a5d (このIDを非表示/違反報告)
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