私の気持ちと貴方 ページ44
貴方side.
「くッ…」
私は歯を食いしばりながら鎖を壁に叩きつける。
けど海楼石は砕けることはない。
傷さえつけれない。
どうすれば…このままドフラミンゴの思い通りに行くわけには…
私はそう思いながら膝を抱えた。
その時、
「…誰」
大砲や悲鳴が聞こえる中、私は確かに足音が聞こえた。
コツ…コツ…とゆっくり近づいてくる足音に冷や汗をかく。
私は後ずさりをし壁に体を預けた。
足音は牢屋の前に止まり、現れたのは…
ベビー5「…A」
予想外の、ベビー5だった。
私を見つめて悲しそうな顔をする彼女に私はフッと笑った。
「こんな所にいたら“若様”に叱られるわよ」
私はそう言い上を見上げた。
ベビー5は首をフリフリ横に振った。
ベビー5はドンキホーテファミリーに似合わず優しい心を持ったメイドだ。
私はそれを知っている。
だから私がドフラミンゴと偽りの愛で愛していたことも、見抜いていた。
ベビー5「聞きたいことがあって来ただけ…」
「…そう、何？」
私はそう言い足を組み替えた。
その時聞こえる鎖の音。
ベビー5「…Aは私達と入れて…幸せだった…？」
ベビー5はそう言い指を弄る。
私はその質問を聞いて顔を変えなかった。
だけれど内心驚いている。
ベビー5がそんなことを言うなんて…
もちろん答えは…
「…いいえ、幸せじゃなかった」
私はそう言って微笑んだ。
ベビー5はその笑顔を見て泣きそうな顔をする。
拳を握り加えていたタバコを噛み締めた。
ベビー5「ッ…でも忘れないでA…
若様は貴方を心から愛してるわ…
貴方を必要としてるのッ！お願いよA…」
そう言ってベビー5は涙を流した。
その涙は嘘偽りもない、綺麗な涙だった。
「…私は、ベビー5でもないし貴方に言われる義理はない。
私の人生は自分で決める…」
私がそういえばベビー5は歯を食いしばった。
そう…と言って牢屋から離れたベビー5。
その時、
ドォンッ__！！
地下に、大きな音が響き渡った。
.｡o♡o｡.｡o♡o｡.｡o♡o｡.｡o♡o｡.｡o♡o｡.｡o♡o｡
みなさんメリークリスマス！
クリスマスに更新だなんて暇人だな！と思った貴方！
実は凄い忙しいです。元からメモで書いていたのを更新してます。
だからおかしいところあると思いますが気にしないでね。
それでは皆さん、MERRY CHRISTMAS!!!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 412人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
haru(プロフ) - お話すごく面白く続きがとても気になります！ (2019年9月7日 0時) (
レス) id: 73d6586e42 (このIDを非表示/違反報告)
ねち(プロフ) - もう更新しないんですか？（ ; ; ） (2019年6月11日 23時) (レス) id: ad516607ea (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続きがとっても気になります！！更新を楽しみにお待ちしております！ (2018年2月11日 13時) (レス) id: ffbaeb1321 (このIDを非表示/違反報告)
フレア(プロフ) - 続きが楽しみです！是非書いてください！ (2017年6月9日 8時) (レス) id: 7e93d64126 (このIDを非表示/違反報告)
fai - 続きが楽しみですっ！ワクワクッワクワクッ(∩´∀｀)∩ (2017年6月1日 17時) (レス) id: 77a8d57a5d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
