千里眼の中から ページ41
貴方side.
「ッ…！！」
バッファロー「そこに入っとけだすやん！」
ガァンッと牢屋を閉められ出て行くバッファロー。
私の両足には海楼石が嵌められ身動きができない。
「いッ…」
私は必死に体を動かすが肌に鎖がジャラッとあたり痛く感じる。
鎖と鎖同士がこすれ合い、私は大きなため息をついた。
外からは大砲の音や、大きな叫び声が聞こえる。
まさに、戦争のように。
「…サボ」
ふと、愛する人の名前を呼んだ。
来るはずがないと分かっているが、いざ名前を呼ぶと虚しくなる。
薄暗い牢屋の中、何もできず牢屋の中にいる。
私は、指輪を…
ジワッと瞳から涙が溢れでた。
その涙は熱く、体のそこから出ているような気分だった。
小さい頃から、私は泣き虫だ。
エースも、泣き虫は嫌いって言われたっけ…
でもその度、サボがフォローしてくれた。
そんな彼に私はいつの間にか好きという気持ちが芽生えた。
「……」
そんな彼から初めてもらった贈り物を、守れなかった。
ドフラミンゴから…奪うことは出来なかった。
そんな自分に腹が立つ。
今頃、サボは何をしているのだろうか…
私はそう考えながら、壁に体を預けたのだった。
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Non side.
ルフィ「くっそミンゴの奴…！！
今すぐAを助けにいかねェと！！」
一方、ルフィのところではAを助けに行く作戦を立てていた。
だがその作戦は反対するのも多かった。
ロー「馬鹿かお前！お前は今懸賞金がかかっている。
そう易々助けに行けるもんじゃねェ！」
ローはそう言ったがルフィは『嫌だ』の一点張り。
そんな時、ヴァイオレットが瞳を閉じた。
彼女は千里眼をもつ者。
心も読めれば島中の状況を理解できる。
ヴァイオ(何処…何処にいるの…)
ヴァイオレットは必死でA探す。
城の中はヴァイオレットがよく知っている。
だから彼女の千里眼から逃れることは…
ヴァイオ「！…見つけたわ！」
絶対に、ない。
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haru(プロフ) - お話すごく面白く続きがとても気になります！ (2019年9月7日 0時) (
レス) id: 73d6586e42 (このIDを非表示/違反報告)
ねち(プロフ) - もう更新しないんですか？（ ; ; ） (2019年6月11日 23時) (レス) id: ad516607ea (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続きがとっても気になります！！更新を楽しみにお待ちしております！ (2018年2月11日 13時) (レス) id: ffbaeb1321 (このIDを非表示/違反報告)
フレア(プロフ) - 続きが楽しみです！是非書いてください！ (2017年6月9日 8時) (レス) id: 7e93d64126 (このIDを非表示/違反報告)
fai - 続きが楽しみですっ！ワクワクッワクワクッ(∩´∀｀)∩ (2017年6月1日 17時) (レス) id: 77a8d57a5d (このIDを非表示/違反報告)
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