人間の汚い所 ページ40
貴方side.
私は目の前で起きていることを歯を食いしばってみることしかできない。
鳥かごは張られ、国中は大騒ぎ。
ルフィとサボ、その仲間たちに懸賞金をかけられた。
当然国民は金に目を眩みルフィ達を探している。
ドフラ「フッフッフッ…こうやって自分の国が滅んでいくのを見るのもいいな…」
ドフラミンゴはそう言ってニィッと笑う。
私はそんなドフラミンゴに腹が立った。
「自分の国？ふざけないでッ！貴方には、王の資格はまるで無いッ！！」
私がそういえばギュウッとピーカが手の力を入れる。
押しつぶされそうな勢いに私はウッといい、ひたすら耐えた。
ドフラ「やめろピーカ。離してやれ」
ドフラミンゴがそう言うとピーカは戸惑ったがパッと手を離し私はドサッと地面に倒れる。
息を吸い込み床に手をつきながらドフラミンゴを睨みつけた。
そして有り余る力を振り絞って近くに落ちている剣を拾い上げた。
「はァッ！！」
私はそう言い剣を振り下ろそうとした。
が、それは銃声によって邪魔された。
「ッ…」
銃の弾が私の腕を擦った。
私はその衝撃にドサッと倒れこんだ。
後ろを見ればクラディウスが銃をこちらに向けていた。
その隣でベビー5は罰が悪そうにしてた。
どうして…どうしてッ…！！
どうしてみんな私に期待の目で見てくるのよッ…！！
ドフラ「なァA？お前にメラメラの実を預けたよな？」
「ッ…それがなんだって言うのよ…」
私がそう言うとドフラミンゴは私に顔を向けてしゃがんだ。
そしてサングラス越しで私の瞳を見つめた。
ドフラ「それをお前はどうした？」
「…愛す人に渡した」
私がそういえばドフラミンゴは額に筋が浮かび上がる。
私はそれでもドフラミンゴから目を逸らさなかった。
ドフラ「ならお前は俺の計画の邪魔をした反逆者だ。
これがなんだか分かるか？」
ドフラミンゴはそう言って例の指輪を取り出した。
私はそれを見て目を見開く。
それは…サボからもらった…
ドフラ「お前は俺を怒らせた…それを忘れるな…
お前は一生籠の中だ。お前を狂わせた元凶の首を取ってきてやる。
もうすぐ誕生日だったろ？」
「…そんなの、絶対にできない」
ドフラミンゴはそう言って私の指輪をガシッと掴んだ。
そして不敵に笑って…
ボキッ__！！
ドフラ「…やってみねェと分からねェ…
そうだろ？A」
ドフラミンゴはそう言って、私の指輪を…粉々に砕いた。
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haru(プロフ) - お話すごく面白く続きがとても気になります！ (2019年9月7日 0時) (
レス) id: 73d6586e42 (このIDを非表示/違反報告)
ねち(プロフ) - もう更新しないんですか？（ ; ; ） (2019年6月11日 23時) (レス) id: ad516607ea (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続きがとっても気になります！！更新を楽しみにお待ちしております！ (2018年2月11日 13時) (レス) id: ffbaeb1321 (このIDを非表示/違反報告)
フレア(プロフ) - 続きが楽しみです！是非書いてください！ (2017年6月9日 8時) (レス) id: 7e93d64126 (このIDを非表示/違反報告)
fai - 続きが楽しみですっ！ワクワクッワクワクッ(∩´∀｀)∩ (2017年6月1日 17時) (レス) id: 77a8d57a5d (このIDを非表示/違反報告)
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