ドフラミンゴの声 ページ36
貴方side.
私はそう言われビクッとする。
ええ、そうよ。
なんて言える訳ない。
私はギュッと自分の腕を握った。
するとルフィは嬉しそうに笑った。
ルフィ「やっぱり!!Aだ!おめェその仕草、変わってねェな!!」
「ッ…ルフィ…」
ルフィはニシシッと笑ってた。
なんで馬鹿で鈍感な癖に分かっちゃうんだろう。
サボも、ルフィも。
私は涙が出そうになったけどズッと引っ込めた。今は泣いてる暇なんてない。
ドフラミンゴは糸人形だ。いつどこでまたこちらに来るか分からない。
「…ルフィ、会えて嬉しいけど…ドフラミンゴはまだ死んでない。
今すぐトラファルガーとここを離れて。ヴァイオレット、あなたも」
私はそう言いキッと目つきを変える。
するとルフィは目を見開いた。
ルフィ「な、ミンゴ死んでねェのか!?」
「あの人があんなのであっさり死なない。
悪いけど一旦ここを離れるべきよ。ドフラミンゴを倒すのは今じゃない」
私はそう言いトラファルガーの錠に触れた。
「ヴァイオレット、鍵を」
ヴァイオ「…えぇ」
私はそう言い鍵を受け取った。
が、トラファルガーは満更でもないようだ。
ロー「よせ、お前に借りなんか作りたくねェ…」
そう言ってトラファルガーはキッと私を睨んだ。
私はその態度にムッとし口を開いた。
「じゃあ返さなければいいわ。私借りとかどうでもいい人なの。
貴方は元ドフラミンゴの部下。だからこそ逃げないと」
私はそう言い鍵を差し込んだ時だ。
?『フッフッフッ…フフフッ!!』
「「「「!!!」」」」
あの笑い声が、響き渡った。
私はその声に冷や汗がタラリと流れた。
来てしまったか…
私は急いでトラファルガーの錠に触れて外そうとした。
が、それが間違いだった。
ドフラ「そうはさせねェぜ?A」
「なッ…」
私の手を掴んでいる、大きな手。
そして後ろに暖かい感覚。
私は全てが震えて動きが止まった。
私は後ろを振り返った時、ドフラミンゴが手を振りかざすのが見えた。
ドフラ「五色糸ッ!!!」
「ッ!!」
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haru(プロフ) - お話すごく面白く続きがとても気になります! (2019年9月7日 0時) (レス) id: 73d6586e42 (このIDを非表示/違反報告)
ねち(プロフ) - もう更新しないんですか?( ; ; ) (2019年6月11日 23時) (レス) id: ad516607ea (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続きがとっても気になります!!更新を楽しみにお待ちしております! (2018年2月11日 13時) (レス) id: ffbaeb1321 (このIDを非表示/違反報告)
フレア(プロフ) - 続きが楽しみです!是非書いてください! (2017年6月9日 8時) (レス) id: 7e93d64126 (このIDを非表示/違反報告)
fai - 続きが楽しみですっ!ワクワクッワクワクッ(∩´∀`)∩ (2017年6月1日 17時) (レス) id: 77a8d57a5d (このIDを非表示/違反報告)
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