生まれ変れ私 ページ34
貴方side.
私は最低だ。
「…ッ」
可笑しい話。
自分で選んだ道をドフラミンゴを責め立てて、私は自分を守った。
だけれどそれは自分が助かろうとしていただけ。
本当の敵は自分自身なのだから。
みんな自分と戦ってる。
それなのに私は自分の殻の中。
生まれてくる事はない。
理想を作り上げその中で優雅に暮らしてた、怪物。
ドフラ「どうするA？愛す人を殺すか、
俺と一緒に来るか？」
ドフラミンゴはそう言いしゃがんで私を見下ろして首をかしげた。
私は濡れた瞳を見上げた。
ドフラミンゴは勝ったつもりでニタニタ笑ってる。
そんなの…決まってるわ。
「愛す人を殺せばいいわ」
ドフラ「ッ！？」
私はそう言ってニッと笑った。
私は清き人間じゃない。
ドフラミンゴ、私は貴方と一緒よ。
クズでどうしようもない。
だけれど私は今ここで分かった。
「殺したければ殺せばいい。だけど、貴方は殺せる？
残念ね。私はもう貴方のドールじゃないジョーカー。
サボは、貴方よりずっと強い…そう分かってるから」
私はそう言いドフラミンゴをそう言い睨みつけた。
ドフラミンゴが額に筋を浮かばせていた。
ベビー5はその言葉に冷や汗をかく。
ドフラミンゴを私が怒らせたから。
私は最低な人間。
だけれど生まれ変わればいいのよ。
いつまでグジグジする女はこりごり。
そんな暇があるなら次の行動あるべき。
ベビー5「なッ…」
私は怯んだベビー5を立ち上がって離れる。
そして落ちていた剣を拾い上げた。
私は髪の毛をガシッと掴みそして、
ザクッ___！！
ロー「…！！」
腰まであった髪を肩までざっくり切った。
背中のタトゥーは丸見え。
だけれどここでドフラミンゴの女幹部は死んだ。
今度はどう生まれ変わろうか。
「新しいドールを探すべきねドフラミンゴ…
今までありがとう、私をこんな強く育ててくれて」
私はそう言い切った髪を床に落とした。
ドフラミンゴはワナワナと震えている。
ドフラ「なめるなよッ…Aッ！！」
ドフラミンゴはそう言って私に向かって手を振りかざす。
だけれどその行動で分かった。
？「らァッ！！」
バッファロー「！！？…わ、若…ッ！！？」
いきなり現れた騎士。
その途端ドフラミンゴのクビが飛ぶ。
だけれど血なんか吹き飛ばない。
やっぱり…
このドフラミンゴ、糸人形だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 412人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
haru(プロフ) - お話すごく面白く続きがとても気になります！ (2019年9月7日 0時) (
レス) id: 73d6586e42 (このIDを非表示/違反報告)
ねち(プロフ) - もう更新しないんですか？（ ; ; ） (2019年6月11日 23時) (レス) id: ad516607ea (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続きがとっても気になります！！更新を楽しみにお待ちしております！ (2018年2月11日 13時) (レス) id: ffbaeb1321 (このIDを非表示/違反報告)
フレア(プロフ) - 続きが楽しみです！是非書いてください！ (2017年6月9日 8時) (レス) id: 7e93d64126 (このIDを非表示/違反報告)
fai - 続きが楽しみですっ！ワクワクッワクワクッ(∩´∀｀)∩ (2017年6月1日 17時) (レス) id: 77a8d57a5d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
