愛しき人、おかえり ページ23
貴方side.
裸足のまま駆け出した。
あの頃が妙に蘇るように頭の中に流れてくる。
兵士「メラメラの実を取り返せッ！！」
サボ『俺、お前のことが好きだ。だから…約束、できるか？
俺が海を出てまた帰ってくるとき…
結婚してくれるって』
もちろん。もちろんよサボ。
私は涙を拭いながら闘技場への道を走って行った。
差し込んでくる光に逆らって…そして…
「ッ…サボォッッ…！！！」
闘技場への道を飛び越え貴方に抱きついた。
大きな胸を開けて私を抱きしめてくれた。
そして優しく頭を撫でてくれた。
周りのみんなは訳が分からない、そんな顔をしてた。
サボ「…心配、かけてすまなかった。
メラメラの実…いいか？」
「ッ…もちろんッ…貴方とルフィにしか預けられないもの…」
サボはそう言って私から一旦離れ私の手の中にある箱を受け取った。
が、
ディアマ「Aッ！！てめェ裏切りやがったなッ！！」
「！」
後ろからそう、聞こえた。
振り返ればディアマンテが私に向かって剣を振り下ろそうとしていた。
すると後ろからグイッと手を引かれた。
それはサボで私を抱え高くジャンプした。
サボ「俺から離れんなよッ！！」
サボはそう言って拳に武装色を纏いそして、拳を振り落ろした。
その衝撃で闘技場は半壊。
海水の体積も減っていく。
でも私とサボがいる闘技場の一部は、崩れなかった。
私はギュッとサボの服を握ると、手をパシッと掴んでくれた。
サボ「…エース…俺が、継ぐんだ」
サボはそう言って…
メラメラの実を、バクリと食べた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 412人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
haru(プロフ) - お話すごく面白く続きがとても気になります！ (2019年9月7日 0時) (
レス) id: 73d6586e42 (このIDを非表示/違反報告)
ねち(プロフ) - もう更新しないんですか？（ ; ; ） (2019年6月11日 23時) (レス) id: ad516607ea (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続きがとっても気になります！！更新を楽しみにお待ちしております！ (2018年2月11日 13時) (レス) id: ffbaeb1321 (このIDを非表示/違反報告)
フレア(プロフ) - 続きが楽しみです！是非書いてください！ (2017年6月9日 8時) (レス) id: 7e93d64126 (このIDを非表示/違反報告)
fai - 続きが楽しみですっ！ワクワクッワクワクッ(∩´∀｀)∩ (2017年6月1日 17時) (レス) id: 77a8d57a5d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
