ルフィではない誰か ページ20
貴方side.
Dブロック、勝者レベッカ。
彼女の戦闘スタイルは誰も傷つけず場外へと追いやった技だった。
そのまた優しい心に私は足を組みながら目を細めた。
ディアマ「さて…と、次は俺の番だな」
ディアマンテはそう言い椅子から立ち上がる。
私はそれを横目に見ていた。
…？デリンジャーやマッハバイスは出ないみたい…
何かあったのだろうか。
ディアマ「おいA、メラメラの実を守っとけよ。
闘技場から奪いにくる奴は沢山いるからな」
「分かってる…」
私はそう小さな声で言った。
そしてメラメラの実の箱をそっと撫でた。
ディアマ「…逃げようと考えるな？
兵士がそれを許さねェ…」
ディアマンテはそう言い部屋を出て行った。
それに移り変わるように二人の兵士が入ってきた。
私はそれを見てため息が出る。
…ばれてた、か。
ディアマンテが出場するなんて好都合だと思った。
このまま逃げてメラメラの実をルフィの元に持って行こうとしたけれど…
やっぱり、最高幹部様には及ばないか。
私はパカッと箱を開けてメラメラの実を見つめた。
…ルフィ、お願い…この実を預けられるのは貴方しかいない。
…決勝戦で…勝って…！
実況者『さぁて、いよいよ始まりました決勝戦ッ！！
この中で一体誰がメラメラの実を獲得出来るのでしょうかァッ！！？』
実況者はそう言い私はギュッと瞑っていた瞳をゆっくり開ける。
そしてゆっくりと選手を見る。
Aブロック、勝者『ジーザス・ハージェス』
黒ひげ海賊団一番船船長。
Bブロック、勝者『バルトロメオ』
海賊団バルトクラブ船長。
Cブロック、勝者『ルーシー』
謎の剣士と呼ばれるが…私の古き友達。
Dブロック、勝者『レベッカ』
リク王家の孫。
そして、強敵であろう
『ディアマンテ』…ドンキホーテファミリーダイヤの最高幹部。
「…？」
だけれど私はジッとルフィを見る。
よく見ればサングラスをし、見たこともない武器を背負っている。
それに服もさっきとは違う。
胸の傷も、嘘っぽい。
「…ルフィじゃ、ないッ…」
私はそう言い席を立ち上がった。
そしてコツコツと闘技場が見える窓に近づき目を凝らした。
やっぱり、ルフィなんかじゃないッ…！
一体誰よ、あいつッ…！
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haru(プロフ) - お話すごく面白く続きがとても気になります！ (2019年9月7日 0時) (
レス) id: 73d6586e42 (このIDを非表示/違反報告)
ねち(プロフ) - もう更新しないんですか？（ ; ; ） (2019年6月11日 23時) (レス) id: ad516607ea (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続きがとっても気になります！！更新を楽しみにお待ちしております！ (2018年2月11日 13時) (レス) id: ffbaeb1321 (このIDを非表示/違反報告)
フレア(プロフ) - 続きが楽しみです！是非書いてください！ (2017年6月9日 8時) (レス) id: 7e93d64126 (このIDを非表示/違反報告)
fai - 続きが楽しみですっ！ワクワクッワクワクッ(∩´∀｀)∩ (2017年6月1日 17時) (レス) id: 77a8d57a5d (このIDを非表示/違反報告)
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