私の友達 ページ18
貴方side.
「巨人族を…吹っ飛ばしたッ…」
巨人族はそのまま地面に倒れた。
あの巨漢が、何故、あんな小さい男に…
さっき私を見ていたのはわかっていた。
だけれど私には関係ないと思った。
だってメラメラの実は…元から景品でもなんでもないから。
しかもあのルーシー…武装色を纏ってた。
一度だけ見たことがある。
ドフラミンゴが使って敵を蹴散らしていたのを…
そんな武装色が…ここで見られるなんて…
私はその事実にのめり込むように最高席からジッと彼だけを見つめた。
彼は牛を抱え闘技場の端っこへと下ろした。
その優しい心。
やっぱり…何処かで見たことがある…
すると男は立ち上がり私の方を見た。
まるで睨みつけるかのように。
私はその眼差しに違和感を覚えた。
目の下の傷…黒い瞳…
鋭い眼差し…
「ル、フィ…？」
全て、蘇った気がした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
______
_
？『サボとA、すげェお似合いだなッ！！』
_
______
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
あんだけ小さかった彼が今、大きくなって私を見つめている。
ルフィ…こんなところで会えるなんてッ…！
私は大きな声でルフィと言おうとした口を閉ざした。
…隣にはディアマンテがいる。
迂闊に変な真似はできない。
幸運なことに私がルフィと口走ったのに気づいてない。
私はホッとため息をつきルフィを見つめた。
よかった…生きてた…
でも小さい頃から性格は変わってないのね。
私はメラメラの実の箱をギュッと手で抱きしめた。
エース…やっぱり貴方って愛されている。
だってあんな必死に、貴方の実の為に戦っているんだもの。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 412人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
haru(プロフ) - お話すごく面白く続きがとても気になります！ (2019年9月7日 0時) (
レス) id: 73d6586e42 (このIDを非表示/違反報告)
ねち(プロフ) - もう更新しないんですか？（ ; ; ） (2019年6月11日 23時) (レス) id: ad516607ea (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続きがとっても気になります！！更新を楽しみにお待ちしております！ (2018年2月11日 13時) (レス) id: ffbaeb1321 (このIDを非表示/違反報告)
フレア(プロフ) - 続きが楽しみです！是非書いてください！ (2017年6月9日 8時) (レス) id: 7e93d64126 (このIDを非表示/違反報告)
fai - 続きが楽しみですっ！ワクワクッワクワクッ(∩´∀｀)∩ (2017年6月1日 17時) (レス) id: 77a8d57a5d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
