藍沢先生の日常2

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藤川side




藤川「藍沢体調どうだ？」




藍沢「別に問題ない」




藤川「そうか」




藍沢「お前ニュースになってるな」




そういって藍沢が見ているテレビに目を向けると確かに新型感染症についてやっていて翔北の医師が治療法を見つけたとして報道されていた。





藍沢「一時はどうなるかと思ったが……お前のおかげで助かった」



そうつぶやくようにいった藍沢。






これが藍沢なりの感謝の言葉だってことは知ってるし普段なかなかこんなことを言わない藍沢。







でも藍沢からお礼を言われたことより、感染症を止めた医師として有名になるより、藍沢の命が助かったことが一番うれしかった。





見えないものに立ち向かう。


本来の俺ならこんなにひっしになって治療法を探そうとはできなかっただろう。





だれかのため………



それが藍沢、10年以上もの長い月日を共にしてきた仲間だったからこそ見つけられた、頑張れた。








長い月日を経て今一度仲間の大切さを身に染みて感じた。






藍沢の本格的な仕事の復帰まであと1週間。






藍沢が復帰したらなにをしようか？



そんなことを考えながら藍沢の病室を後にした。







END

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