藍沢と私

ただいま ページ3

あの電話から2週間後、私は日本に帰国した。

空港で橘先生と三井先生が迎えてくれた。

まだ救命のみんなは私の帰国を知らないらしい。

三井 ｢本当にごめんなさい。｣

A ｢いいんです。三井先生は悪くないですから、それに少し翔北のことが気になっていたのでよかったです。｣

橘 ｢ごめんな。｣

A ｢もう！2人して謝らないで下さい！｣

三井 ｢ありがとう。 トロントはどうだったの？｣

A ｢あっ、その話 気になります？｣

橘 ｢そういえば、なんでAがトロントに行ったんだっけ、｣

A ｢橘先生ひどいー！覚えてないんですかぁ？｣

私がトロントに行った理由。それは、

フェロー時代どうも私は腕が良かったらしく、

日本でトップクラスのフェローだとかなんだとか…

それでトロント大が世界の優秀なフェローを集めて…そこに私がいて、

そん時はもう藍沢と付き合ってて…

でも急にトロント大からフェローを招集するのを2年後に延期するとかなんだとか。

それで藍沢とは急に関係が良くなってゴールイン。

ちゃんと2年後にトロントに行ったってわけ。

で、トロント大で厳しい修行(？)に耐えた末、
成績がトップ3だった者がトロント大で医師として働くことが出来てそこにも私が入っていたらしい。

しっかりトロント大の医師として働いて、

また新しいフェローを招集するかって時に
電話が来たもんだからグッドタイミング！

居場所が出来て良かったよって感じなわけさ。




橘 ｢まぁ、トロント行っても成績トップ3以内って凄いもんだよな。｣

A ｢ありがとうございます。寂しかったですけどねぇ、｣

三井 ｢私たちにとってAは娘のような存在だったからね、｣

A ｢可愛がってもらいすぎたお蔭で世界の怖さを思い知らされましたよ。笑笑｣

橘 ｢懐かしいな。｣

三井 ｢そうね。｣

A ｢ですね。｣

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