↑続き ページ20
izw side
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朝起きたら小さくなっていた。しかも河村さんも。
視点が低くなると全てが変わって見え、それがとても面白かった。
ドアに手が届かない、なんて初めてで、福良さんに報告した。
『ねぇ!ふくらさんみて!ドアに手がとどかない!』
福良さんは苦笑いで「そっかぁ」と言っただけだったが、とても楽しかった。
また報告しようと福良さんの方を見ると、慰められている河村さんの姿があった。
かわいい。じゃなくて、
俺も慰めなきゃ。
F「大丈夫、絶対直るから。」
『そうだよ!それよりたんけんしよ!』
俺は河村さんの手を引いて仮眠室を出た。
河村さんを連れ出した理由は色々ある。
元気になって欲しかったのと、福良さんと話している時、福良さんに頭を撫でられていたことが妙に気になってしまったからだ。
K「え、ね、ねえいざわ。どしたの?」
『…さっきふくらさんにあたまをなでられてたでしょ。それがどうもきになっちゃって。』
そう言って河村さんの頭を撫で、優しく口付けた。
『かわむらさんは、おれのなんですから』
K「っ…おまえ、ちっさくなってもどくせんよくつよいんだな…」
子供ながら顔を真っ赤にした河村さんが可愛くて可愛くて、俺はまた口付けた。
今度はもっと深く、舌を絡めてから離した。
子供の体だと、やはりいつもよりもやりづらかった。
やりづらい中、一生懸命ついて来ようと、小さな口から舌を出し引きしている恋人は、俺の理性を切るのに十分だった。
『…ねぇ、かわむらさん。このすがたでシてみません?』
K「は…むり、しんじゃう…」
『だいじょぶだって』
K「えぇ…」
『ほんばんまではしないから』
もうスイッチが入ってしまった俺は、河村さんと攻防戦を繰り広げていた。
折れてくれないかな…
そんな時、チャイムが鳴った。
K「ほ、ほら!だれかきたからいこ!」
そう言って逃げるように出て行った河村さんの後を追いかけて玄関へと向かった。
福良さんが言うには川上が来ているらしい。
俺は既に理性を取り戻しており、さっきと打って変わって川上を驚かそうとしていた。
河村さんの方を見ると、川上の腕にくっつくようになっていて、それを見た俺はまた気になってしまい、河村さんを連れてまた先程のように問い詰めた。
『…ねぇ、かわかみにもそんなことするの?そんなことするならおしおきするよ?』
K「し、しないよ!」
『だってさっきしてた』
K「それはおどろかせたかったから…」
一旦切ります
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oioi - あいかさん» はい!頑張りましょ!! (2020年3月26日 22時) (レス) id: 55b64ca4c6 (このIDを非表示/違反報告)
あいか - そうなんですか!?ありがとうございます。お互い頑張りましょ! (2020年3月25日 20時) (レス) id: 0920d00d1c (このIDを非表示/違反報告)
oioi - あいかさん» 返信遅れて申し訳ございません。そして有難うございます!あいかさんの執筆なさっている小説を私も読ませて頂いており、とても参考にさせて頂いております笑 (2020年3月14日 15時) (レス) id: 5bd86f8a81 (このIDを非表示/違反報告)
あいか - 『ツンデレ』最高でした…!fkrさんの怖いと言いつつ意外と平気な感(?)が好きです。そして神がめっちゃ可愛い!私もこんな風に書けたらな…笑 (2020年3月11日 16時) (レス) id: 0920d00d1c (このIDを非表示/違反報告)
oioi - あいかさん» ありがとうございます!良いですよね〜!Pコンビもめちゃくちゃ良いですよね〜 (2020年3月2日 12時) (レス) id: b20aeec65c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Oioi | 作成日時:2020年2月17日 16時