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「……そんなことないと思います」
玲於「え?」
洗い物をしていた手を止めて、玲於さんを見た。
「私は…まだ玲於さんのこと完全に信用している訳じゃないけど、でも、きっとあなたはいい人です」
玲於さんは一瞬難しい顔をしたけれど、すぐにさっきまでのお調子顔に戻ってスポンジに洗剤を垂らし最後のお皿を洗った。
その後外に出る支度をして、まだ寒さが残る2月下旬の外だ。
玲於さんは、なんだか一人でぼそぼそ言いながら上着を着ている
玲於「こっちはあれだし…そっちは…」
「何言ってるんです?」
玲於「Aちゃんの上着、それだけじゃ寒いっしょ」
あ、これこれと言ってクローゼットの奥から取り出してきたあったかそうなコートを渡してくれた
「ありがとうございます、」
着てみるけど、私よりは身長が高い彼だ、大きい。
そんな私を見て玲於さんは笑う。
玲於「ははっ、かわいい笑
今度買いに行こっか、Aちゃんの。」
「もうやっすいのでいいので」
玲於「俺センスあるから俺が選ぶ!」
なんて話をしながらコンビニに向かった。
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作者名:登坂臣子 | 作成日時:2020年12月30日 23時