今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:2,682 hit
小｜中｜大
4 ページ4
you
玲於「なんか、飯とかも食ってなさそうな体してるし、アザ、あるし、」
「アザは、あなたも」
玲於「これは大したことねえよ、ちょっと喧嘩しただけ」
「そう、ですか…」
玲於「俺さ、あそこの近くの倉庫よく行くんだけどちょうど通りかかったとこでお前見かけたから救ってやろうと思って？拾った」
私、この人に拾われてなかったら、どうなってたんだろう
想像しただけでも怖くなった。
「……ありがとうございます、」
玲於「よし、飯食う？それとも風呂？」
「…じゃあ、ご飯で」
玲於「不味い飯作ってやるよ」
「え？」
玲於「料理下手くそだから許して」
「…いや、いやいやいや、食べれるだけで十分です」
玲於「そっ、か…」
少しの間沈黙が生まれて、それを遮ったのは玲於さんだった
玲於「……ん。」
「え…？」
玲於「来いよ、こっち」
腕を広げて待つ玲於さんの元に恐る恐る近づく。
ちょっと強引に手を引かれたかと思ったら、私はその人の腕の中にいた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：登坂臣子 | 作成日時：2020年12月30日 23時
