こわい ページ32
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｢いや、私もう帰らなきゃいけなっ！！！｣
いいじゃんって言って、手を掴んで歩き出した
力入れても手が振り払えない…
怖くて、でも声が震えて助けも呼べなくて、されるがままだった
震えてるねって抱きしめられて離れた頃にはその人の香りで満たされてて、気持ち悪い
助けて………………玲於くん、
そう思ってたら、ポケットの中でスマホが振動して音が響いた。
玲於くんだ、絶対に…
聖｢Aちゃんの？｣
｢…ごめんっ！｣
今だ、逃げろ私…！
クタクタになるまで走り続けて、気づいたら駅の方まで来ていた
後ろ確認しても、通行人しかいない
｢はぁっ……もう、大丈夫かな…｣
あ、まだ電話鳴ってるや…
急いで通話のボタンを押して、スマホを耳に当てた
｢もしもし、｣
『あ、A、部屋の電気ついてないけどいないの？』
久しぶりに聞いた玲於くんの声
大好きな大好きな、玲於くんの……
｢…玲於くん………｣
『は、え、泣いてる？』
さっき怖くて無意識に我慢してた涙が溢れ出てきた
泣き止んでよって思っても全然聞いてくれない
｢うぅ……｣
『ちょ、外いるなら迎えいくから、どこ？』
｢大学の近くのっ…駅、｣
『…ん、了解。待ってて、すぐ行く』
玲於くん、怒っちゃうかな
怒るよね、きっと
いつの間にか交換されてた聖くんのLINE
もう既に何十件と怒りのメッセージが届いてる
ブロックしたいのに、それを知られたら私今度は
何されるの……？
足に力が入らなくて、情けなくしゃがみ込んでしまった
ふと視線に入ったのは、見覚えのあるシューズ
あ、これ……
｢玲於くん、？｣
『…おまたせ』
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登坂臣子(プロフ) - もるもるさん» いえいえ！これからも皆さんが面白いと思えるようなお話を作っていきます！ありがとうございます(≧o≦) (2020年2月16日 7時) (
レス) id: 4e2ba7da91 (このIDを非表示/違反報告)
もるもる(プロフ) - 登坂臣子さん ご丁寧にご返信ありがとうございます！！とんでもないです！私も楽しみでうずうずしちゃってて、つい言葉が強くなってしまいました。すみません、、。お話毎回楽しみにしてます！登坂さんのペースで大丈夫ですので、お話の更新待ってます！！ (2020年2月15日 19時) (レス) id: f42244af68 (このIDを非表示/違反報告)
登坂臣子(プロフ) - もるもるさん» そんなことが起きていたのですね…今7話目を作っている途中なのですがお話がぱっと思いついた瞬間に書いてその度に保存しているのでその影響なのだと思います。ただ保存されているだけだと勝手に勘違いしていました…今日更新致しますのでもう少々お待ちください！ (2020年2月15日 19時) (レス) id: 4e2ba7da91 (このIDを非表示/違反報告)
もるもる(プロフ) - 〜たばこ4〜の更新通知が何回か来てすごく嬉しくて開くのですが、毎回『思い出』です。どうなってるのでしょうか…？すごく登坂臣子さんの作品好きでファンです。なので、お話まってますね。応援してます！ (2020年2月15日 17時) (レス) id: f42244af68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：登坂臣子 | 作成日時：2020年2月2日 2時
