2度目のファーストキス

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「ぜっっったいに見ないでよね」





『分かったって、はやく入んないと寒いよ』





脱ぐとこだけは見られたくないらしくて






先に俺が入って、あとからAがっていうふうに
なった。





「……うん、」





ガチャ





『あ、俺が洗ってあげよっか？ 』






「いいですやめてください」






そんなに拒否られると





俺もヘコむよね〜…





『はぁーい… 』





体洗い終わるまで俺は目を瞑らされて





全然見れなかった。←





『 A、なんで背中向けるの〜』





「真正面は恥ずかしいから」





『 まぁ、でもいっか！』





「わっ、ちょ、いきなり抱きつくのやめてよほんと」





『そんな冷たく言わなくても… 』





「もう、剛典ってそういうとこうまいよね」





『何が？ 』





「人の機嫌良くするために捨てられた子犬みたい

にすりすり寄ってくるじゃん」





『Aにしかやらないわん♪ 』





「ふふっ、かわいい、」





『やっとこっち向いてくれたっ！ 』





「剛典、お手！」





『わん♪ 』





「尻尾たってる」




『見えるの！？ 』




「うん、見える笑」




『 A〜！！』




「…もうっ、何」




『裸でハグするのもなかなかいいわん〜 』




「変態犬かお前は」




『 ねぇねぇ、はやく上がってさぁ

俺と遊んで？』




「いやだよ」




『俺のこれどうしてくれんの？ 』





「そんなん…勝手に興奮する方が悪いでしょ」





『俺を興奮させたのはAだから

A に何とかしてもらわなきゃ、ね？？』





「ちょっと、行動が早すぎるよっ…」





Aの手を握ってお風呂場を出た。






『楽しませてね、A 』





「…………腰、痛くしないでよ」





『 さぁ、どーかなー』





「もう……」

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