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「あっ、でも玲於先輩来年受験ですよね」
玲「あー、忘れてたーーー」
「だから、その、私のことは
放っておいてくれていいので！！」
玲「…Aはそれでいいの？」
「え？？」
玲「勉強するよりAといた方が楽しいし、
俺は、放っておきたくないって思ってるけど？」
「…私も、一緒にいたいですけど…
玲於先輩には、受かってほしいので…」
玲「だいじょーぶだって、俺頭いいから。」
「まあ、そうですけど…」
玲「だから、そんな悲しいこと言うなー」
「一緒にいてもいいんですか？」
玲「うん、もちろん」
「……ふふっ」
玲「やっぱり一緒にいたいんじゃん笑」
「そ、そんなことないです…」
玲「顔喜んでるよ」
「えっ、ほんとですか」
玲「うん」
「やっぱり私は毎日玲於先輩の顔を見ないと
だめらしいです！！！」
玲「うん、知ってる」
「あ、なんか、すっごくいい匂いがしますね」
玲「そこじゃない？」
そこは、新しくできたばかりの
イタリアンレストラン。
いい匂いを嗅いでたら、お腹すいてきたなあ…
玲「……食う？」
「い、いや、大丈夫ですよ！」
玲「…とか言ってるけど、
ほんとは食べたいなとか思ってるでしょ」
「…エスパーですか？」
玲「分かってっから笑」
「じゃあ、いいで、すか？」
玲「おう笑」
玲於先輩とまたお食事できるだなんて…
私は、幸せ者だ。
でも、この幸せが
どこかで壊れてしまいそうで
無くなってしまいそうで、
こわい、と思っているのは、
私だけなのかな…？
'ずっと、ずっと、あなたのそばにいたい'
レストランの個室に案内された後、
ふと、言葉に出してしまったこの思い。
玲「……え、どうしたの？」
「…いえ、なんでもないです」
玲「いや、足震えてるけど」
なんだか、おかしいの
嫌な予感がするの
このまま玲於先輩が離れてっ……
「玲於先輩っ」
玲「なに、え、何があった」
「私からっ……はなれ、ないで…くださぃ…」
玲「…ほんとお前何言ってんの？
当たり前じゃん」
「こわくて……すごく、いやな
予感がするんですっ……」
玲「よし、分かった。
じゃあずっと一緒にいよう。
朝も一緒に行って、帰りも一緒に帰って
うちでご飯一緒に食べよう？？」
なんで、こんなにもあなたは優しいの
私は、そんな、
玲於先輩が、大好き……
そう、胸の中で、自分の気持ちを再確認した。
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れお - 更新待ってます!! (2020年4月8日 10時) (
レス) id: 9ce7bcbaac (このIDを非表示/違反報告)
登坂臣子(プロフ) - kahonさん» ありがとうございます…だが今絶賛ネタ切れ状態にありまして…一生懸命考えておりますので少々お待ちいただければと思います… (2019年1月5日 17時) (レス) id: 5ecb63561b (このIDを非表示/違反報告)
kahon - 更新待ってます！頑張って下さい (2019年1月5日 16時) (レス) id: 0e3b0babab (このIDを非表示/違反報告)
登坂臣子(プロフ) - はんなさん» 面白いだなんて…ありがとうございます、励みになります！！ (2018年10月15日 17時) (レス) id: 5ecb63561b (このIDを非表示/違反報告)
はんな - 初めてこの話読みました！すごく面白くて玲於くんがかっこよすぎです！更新待ってます！ (2018年10月15日 6時) (レス) id: d5ee98d2b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：登坂臣子 | 作成日時：2018年10月4日 18時
