青春…49 ページ49
．
ギラギラ輝く太陽に、
青々とした快晴の空。
波も穏やかで
最高の海水浴日和。
とっても気持ちいい。
涼介「A！」
涼介が駆け寄ってくる。
それに手を振る私。
だけど
だんだん近づいてくると、分かる涼介の顔。
涼介「A！！おい、A！！」
ヒステリックになって必死に名前を呼ぶ涼介。
なになに？と声を出したいのに
何故か出ない。
涼介「A！！A！！
．
おい！A！！おきろ、バカ！！」
A「……りょ、すけ？」
ちゅんちゅん、
目の前の海は消えて
真っ白な天井と涼介だけが視界にうつる。
ご丁寧に鳥まで鳴いて
朝ですよ。ここは、家ですよ。
と私を強制的に覚まさせる。
涼介「もー、何回起こしたと思ってんだよ、」
A「ごめんってー。」
はぁっ、と強めにため息をついて
私のケータイをぶっきらぼうに渡す。
涼介「ん、」
A「……なに、」
涼介「LINE、見てみ。」
涼介からスマホを受け取って
画面を開く。
LINE
1件の通知。
出てきたバナーをスライドさせて
トークルームを開く。
叩き起されたのと、
涼介のこの真剣な表情で
嫌な予感がするのを無視して。
．
．
A「………え、」
涼介「…。」
．
好きじゃなかった。
こんな朝。
ずっと夢の中がよかったな。
そうしたら、
予定通り、5人でいれたのに。
．
．
．
大貴今日、麻矢さんも来るみたい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まなみ(プロフ) - �△離僖好錙璽俵気┐討い燭世�ことって可能ですか？ (2018年8月23日 15時) (
レス) id: 9a7ca52e2d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：COCO | 作成日時：2017年12月19日 1時
