好きって気持ちは～D.Arioka R.Yamada (ページ40)

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青春…40 ページ40

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がこん、

本日２本目のアクエリアス。

さっき、存分飲んだのにまだ喉は乾いていて

早々とキャップをあけて喉に流し込む。

横目で見える自販機の広告。

『青春は戻らないらしい』

「あー、マッチにすればよかったな」なんて。

思ってる時点で、ほんとに青春してない。

ほんと、私、何したいんだよ、

．

大貴「あ、A。」

A「…大貴…。」

なんか、噂をすれば…。

大貴「お前、今日アクエリなんだな。」

A「それ、侑李にも言われた。」

くは、知念に先越されたー、

何に嘆いてんの、この人。

とか、思ってるけど

ほんとは、内心ドキドキして。

．

大貴と二人っきりになったのは

たぶん、あの、裏庭のソファーの上事件以来。

それから、

いろいろあって、

今では気持ちも伝えられないまま、こうして横にいることしか出来ない。

やっぱ、好きなんだよ。

大貴「慣れた？マネさん。」

A「え、あー、まぁ。ぼちぼち。」

大貴「割と似合ってるけどね、そのシャツ。」

『HEISEI HIGH SCHOOL SOCCER TEAM』

背中にアーチ型に書かれたポロシャツ。

かっこいいし、少し気に入ってる。

部活の中でもジャージがかっこいいと噂だったサッカー部。
マネージャーになるならサッカー部かなぁ、と、よく友達と話した。