青春…4 ページ4
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「伊野尾せんぱーい、さよーならぁー！」
慧「ばいばーい、また明日ね！」
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今日も一日が平凡に終わっていく。
慧の声とともに…
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侑李「伊野ちゃん、もう、1年生と仲良くなったの？」
慧「ほぇ？うん、だってみんな可愛いんだもん、」
大貴「ほーら、そんなこと言ったら、Aがやいちゃうでしょー。」
慧「あー、ほんとだぁ！ごめんね、A。」
A「やかないから！」
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まったく、こいつらは…
でも、1人、この話に明らか乗ってない奴が。
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A「涼介ぇ？どした？」
涼介「え？あぁ、別に。」
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何となく隅っこの方で俯き加減に歩いていた涼介。
別にって…ほんとかな…。
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涼介「あ、そーだ。俺、用事あったんだ。
ごめ、先帰るわ。」
侑李「えぇー、涼介帰っちゃうのー？」
慧「まー、どーせ、ここで別れるし。ちょーど良かったかもね。
じゃーね、大ちゃん、愛しのA♡」
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大貴「じゃあな！また明日。」
A「愛しのって…。バイバイ！」
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ここから、私の試練が始まる。
小さい時から、大貴が好き。
って言葉、伝えるとしたらここしかなくて、
でも、なかなか切り出せずじまい…。
ふと、横顔を見ると、
意外と、まぁまぁ整った顔が少し微笑んだみたいにあった。
…やっぱ。カッコいい…
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A「大貴…。」
大貴「んー？」
A「す…すす、…」
大貴「…す？」
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A「す、す、素敵なっ…青空だねぇ！！」
大貴「…は？」
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やっぱ…言えなかった…
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大貴「青空…って。夕日だろ？」
気がつくと、くすくすと笑う大貴がいた。
やっぱ、私…大好きだよ。
大貴の笑顔。
太陽みたいで、あったかくて…。
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A「えぇ？あー、まちがえた！」
大貴「ははっ！もー、ほんとバカだなー。」
A「はぁ⁈大貴には言われたくない！」
大貴「なんだよ、お前、それー！！」
告白はまた今度。
いつか、伝えよ。
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まなみ(プロフ) - �△離僖好錙璽俵気┐討い燭世�ことって可能ですか？ (2018年8月23日 15時) (
レス) id: 9a7ca52e2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：COCO | 作成日時：2017年12月19日 1時
