青春…20 ページ20
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本命と二人っきりって何話せばいいの？
ってか、大貴2人の時、何話してたっけ？
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大貴「……ね、A。」
A「はっ！……はい…。」
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沈黙を破ったのは大貴で、
突然の大貴の声にビクッと心臓が飛び跳ねた。
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A「…なに？」
大貴「………」
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古い机に腰掛けていた大貴がムクっと立ち上がって
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大貴「……。」
．
ソファーに座ってる私に近づいてくる。
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大貴「……」
A「……だい、き…？」
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私の目の前に立って
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大貴「………じっとしててね。」
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ゆっくりと覆いかぶさって……
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．
．
．
大貴「…よしっ。とれた！！」
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A「……へっ…？」
．
大貴「ほーこーりー。このソファー古いから。
髪の毛についてたよ。」
．
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ほっ、
ほこり？！
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A「なにが……」
大貴「え？」
A「何がホコリよ、バカ！！！」
大貴「え、えぇ？！何で怒ってんの？！」
．
なによ、もー！
ほんとに、ドキドキしたこっちの身にもなってよ！
なんてのは、この鈍感な5歳児には伝わるわけなくて
．
大貴「なに？おれ、悪いことした？
え、ホコリとってあげるのって、してほしくないことなの？！」
．
呆れるわ、まったく…。
．
A「訳わかんない、無駄な労力使わせないでよ！」
大貴「労力？ホコリとられるのって労力いるの？」
A「そうじゃなくて！」
．
私がそう言って立ち上がった時。
．
A「きゃっ…、」
．
何かを踏んで後ろに倒れそうになった私を
．
大貴「わっ！…」
．
手を掴んだ大貴。
でも、大貴の力と私の体重では
後者の方が重かったみたいで
．
．
ドサッ、
．
咄嗟に目を瞑って感じたのは
昔から大好きな香り
誰かの優しい吐息
目を開けると
A「……？！」
大貴の顔が今までより近くにあったの
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まなみ(プロフ) - �△離僖好錙璽俵気┐討い燭世�ことって可能ですか？ (2018年8月23日 15時) (
レス) id: 9a7ca52e2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：COCO | 作成日時：2017年12月19日 1時
