青春…16 ページ16
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5月って、こんなに暑かったっけ？
カンカン照りの太陽が私に光を向ける。
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涼介「あぁーーー。焼ける焼ける焼けるー。」
慧「あっちぃ。夏じゃん、もぉ。」
侑李「ほんと暑いな。」
大貴「こんなに暑いんだから、夏服着てきたら良かったなぁーー。」
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4人の声を聞きながら、窓の外に目をやる。
1年生もだいぶん高校に慣れたようで、4月の緊張の眼差しはもうなかった。
いいよねー、この子達はまだまだ高校生活をエンジョイできて。
1年生まれてくるのが早かっただけでさ、なんでこんなにも違うんだろう。
こんなこと、悩んでもしょうがないのに。
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A「はぁーー。」
慧「A、ため息ついたら幸せ逃げちゃうよ。」
A「…もういいよ、逃げちゃえ、幸せなんか。」
慧「な、何言ってんの？！山田ぁ！A、壊れちゃった！」
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耳元で涼介を呼ぶ慧の声が頭の中でこだまする。
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大貴「なぁ、A？まじで、大丈夫？」
A「…大貴…。」
大貴「あの、今じゃ、もう…山田のもんかもしれないけどさ、なんかあったら、頼れよ？俺にも。」
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山田のものなんかじゃないのに。
外側は涼介のものでも、中身は大貴のものなんだよ。
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って事も、ずっと言いたくて、
でも言えないくて。
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A「…ん、ありがと。」
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もし、私が1年生だったら？
こんなことになる前に大貴に気持ち、伝えられたのかな？
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まなみ(プロフ) - �△離僖好錙璽俵気┐討い燭世�ことって可能ですか？ (2018年8月23日 15時) (
レス) id: 9a7ca52e2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：COCO | 作成日時：2017年12月19日 1時
