★ ページ5
.*･ﾟSJ side.ﾟ･*.
頬を染めて…
茜『そっちに行ってもいい？』
上目づかいで俺を見る。
ソンジェ『・・・あぁ… 』
恥ずかしそうにモゾモゾと隣に擦り寄って来る。
茜『嬉しい/////』
キュッと回される華奢な腕…
胸元から俺を見上げる茜…
不意にグッと近づいた距離！
チュッと重ねられた唇に戸惑いを隠せない。
何度も啄むようなキスをする彼女を
ただ…空っぽの心で受け入れていた。
茜『ソンジェ君から…キスして？』
目の前の彼女が…
俺が愛すべき
愛さなければならない
瞼を閉じて自分自身に言い聞かせ唇を重ねた。
キスなんて…
なんてことはない。
身体の関係すら一夜の戯れ…
そんな風にOne Nightを重ねて来たはずなのに…
Aとめぐり逢ってから
他の
こんなにも苦痛なんだ…
茜と唇を重ねている瞬間ですら…
Aとの極上のキスが脳裏を過ぎる…
俺は…
本当に…最低だ…
もう…Aにとって俺は過去の男なのに…
あのモデルとよろしくやってるってのに…
こんなに未練がましいヤツだったとは…
自分の馬鹿さ加減に呆れる。
茜『ソンジェ君…大好き♡』
ソンジェ『・・・うん。』
俺も好きだよ…と言ってやるのが筋だろう…
けど…
その言葉は…
どうしても俺の口から出てはこなかった。
軽く触れるだけのキスを与え
体調が良くないんだから早く寝るようにと茜に促した。
ソンジェ『おやすみ。』
茜『・・・・・ぉやすみ… 』
甘いピロトークを期待していたであろう彼女は少し寂しそうな表情を浮かべたけれど…
今の俺には…
それ以上は…無理だった。
この身体に絡みつくように抱きつき眠る茜…
こんなにも違和感を感じるのは何故だろう…
そんなことは
分かり過ぎるくらい分かってる
俺の隣で眠るのは…
やっぱり…Aじゃなきゃダメなんだ。
けど…
その想いは…もう二度と叶わない。
芽生えた命
俺も…
もう後戻りは出来ないから…
その日の夜は
長い…長い夜となった。
−数日後…−
『ソンジェ！お客さんだけど…？』
楽屋に入って来たマネージャーに声をかけられた。
ソンジェ『えっ？誰？』
マネ『あ…名前聞くの忘れた。男性だったけど…廊下で待ってるよ。』
誰だろ…？
不思議に思いながら楽屋のドアノブに手を掛けた
−ガチャッ！−
！！！！！何で！？！？！？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Coco(プロフ) - ぱらちゃんさん» ぱらちゃんさん☆彡.お身体の方は大丈夫ですか？長期入院…大変な思いをされたんですね。私も手術入院の経験があるので辛さわかります。退院ほんとに良かった！でも無理だけはされずにお大事にして下さいね。またお立ち寄り下さって嬉しいです！ありがとうございます♪ (2017年8月21日 21時) (
レス) id: f6b64b72ba (このIDを非表示/違反報告)
ぱらちゃん(プロフ) - 途中で投稿してしまい、すみませんでした。検査入院のはずが長期入院になり、やっと退院できました。遅ればせながら更新されているのに気付き、ドキドキしながらOneNightシリーズを始めから一気に読ませていただきました。Part�犬梁海�をとても楽しみにしています。 (2017年8月20日 21時) (レス) id: 4f29e139ff (このIDを非表示/違反報告)
ぱらちゃん(プロフ) - Cocoさんお久しぶりです。検査入院のはずが (2017年8月20日 21時) (レス) id: 4f29e139ff (このIDを非表示/違反報告)
Coco(プロフ) - みかんさん» みかんさん☆彡.。コメントありがとうございます(≧∇≦)ﾉ♪続きを楽しみにして下さって嬉しいです♪Part �� お待たせしちゃっててごめんなさい。m(*_ _)m リアル多忙につきのんびり更新になるかもですが…今から更新しますね！(*´▽｀*)ﾉ (2017年8月20日 18時) (レス) id: f6b64b72ba (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - Cocoさんこんにちは(^^)みかんです、続きを楽しみにお待ちしてます (2017年8月20日 16時) (レス) id: 34adbb11f2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Coco | 作成日時：2017年7月19日 19時
