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「え、知ってるけど」
唯斗さんの素っ頓狂な声が沈黙を突き破る。
「もしかして、バレてないと思ってた？」
『……バレてたんですね…』
「俺ら、ふたりが隠してるようだったから気づかないフリしてただけだし、まるわかりだわ」
どっ、と一斉に他の選手達が笑い出す。
Aの方を見ると、少し安心した顔をしていた。
『…もう隠す必要も無くなっちゃったね』
「ほんまや…っ嬉しい〜！！」
『おわっ』
照れ笑いするAに俺は思わずギューっと抱きつく。
「A〜〜〜！！！」
『うおお！ひろしくん、苦しい！潰れちゃうよ！助けて和子さーん！！』
「ほんとに付き合ってたんだ…ちょっとショック…」
「落ち込むなよ周東」
「お似合いやと思うで〜」
「これは相当なバカップルになるわな」
《ふたりのひみつ》〜END〜
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リクエストありがとうございました✲*ﾟ
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作者名：いろは | 作成日時：2019年11月25日 10時
