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同生生活3 ページ4
sideYou
そらるから電話がかかってきたのはつい昨日のことだった。
その日は猛暑日で、終業式で帰りが早かった私は死人のような顔で帰り道を歩いていた。
一番高く、真上に登った太陽から降り注ぐ光が容赦なく肌を焦がしていく。おまけに紫外線もセットだ。たちが悪い。
そんな感じで誰に言うわけでもない愚痴を心の中でこぼしながらよろよろ歩いていると、電話のコールが鳴った。
めんどくさがりながらもスマホを出す。
出るためにとったのではなく、名前だけ見て切ろうと思っていたのだ。
きっと友達からのわりとどうでも良い感じの話とか、そこら辺だろう。
でも、画面上に表示された名前を見て私は通話ボタンを押した。
かけてきた相手はそらるだった。
「....もしもし?」
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作者名:Coc39726444 | 作成日時:2019年5月20日 0時