カヤと少女の旅【トリ】 ページ1
私はある家の前にいた。
この家は…少し前
普通の人から考えると100年位前…
カヤと言う少女が死 んだ場所だ…
なぜ私がここにいるかと言うと、
前の世界で生き返らせたいと
思った人がカヤや初代龍、緋龍王
だったからだ。
初代龍と緋龍王は
私のトリップ特典で生き返らせた。
あとはカヤだけだ…
そう思って家の中に入ると、
一人の白骨した死 体があった。
カヤだ…
私はカヤの体に手をかざした。
すると金色の暖かい日溜まりの様な光が
カヤを包み込み、カヤは生き返った。
「あれ…私死んだんじゃ…?」
とハテナを浮かばせたカヤは、
今の状況がわかってないようだ。
「初めましてカヤ!私はA」
「今さっきまであなたは死んでいたの」
そう私が言うと…
カヤはいきなり笑顔になって
「そうだよね!」
と笑っていた。
「今はカヤが死んでから100年がたってる」
「でもね?ゼノは死んでないよ!」
「ゼノはね…不老不死なの」
カヤにそう言うと
驚くだろうと思っていたが、
反応が薄くて逆に驚いた。
「薄々気づいてたよ!」
「私の病気うつらなかったし…
一度私の家に山賊が来たとき
斬られたのに治っていたところみたしね…!」
そうだったんだ…
カヤが知っていたことは驚いた。
だけど、知っていてくれて嬉しかった。
「ねえ…カヤ……ゼノに会いに行かない?」
私がそういうと、
カヤは目に涙をため、
「っ…うん!」
と、頷いた。
そうして、
私とカヤの二人旅が幕を開けたのだった。
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作者名:小夜華 | 作成日時:2017年10月24日 23時