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37話 中島side ページ37
ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ
｢ん。｣
｢気になる？｣
｢うん。｣
今日から一週間は、有給とったから涼介くんとずっと
一緒。
ソファでテレビを見ていたら、パトカーの音が大きく鳴っていた。
なんだか隣が騒がしい。
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
｢はーい｣
俺は涼介くんを抱えたまま玄関に向かった。
｢こんにちは、志麻市警察署の川原と申します。少し、お話よろしいでしょうか。｣
｢Aさん！｣
ドアの向こうで女の人の声がすると、涼介くんが言った。まさか、そんな訳ないだろう。
｢はいはい...Aさん？｣
｢あれ、ゆうとさんにりょうすけくん...｣
そこには、ビシッとスーツを着て仕事モードのAさんがいた。
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作者名：はばねろ | 作者ホームページ：http://uranainovel@havanero
作成日時：2017年3月11日 9時
