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34話 涼介side ページ34
ゆうとさんに、マンボウさん買ってもらって、
いまはくるまにのって帰るところ
｢マンボウ美味しい？｣
｢うん、おいしい！ゆうとさんありがと。｣
｢いーえ、涼介くん1個ちょうだい？｣
｢はい、あーん。｣
｢ん！温かいとまた美味しいね。｣
｢ん！｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ
｢あのね、Aさんがね、涼介くんはちゃんとお名前言えてえらいねって言ってね、ゆうとさんのこと見つけてあげるって言ってね、ゆうとさんのおようふくのこと聞かれたの。｣
ﾊﾟｸｯ ﾓｸﾞﾓｸﾞ
｢そしたら？｣
ｺﾞｸﾝ
｢だけどね、ぼくね、ネズミさんのカーテンわかんなかったの｣
｢でもね、Aさんがね、色とか、おようふくの長さとか聞いてくれてね、わかってくれたの！すごいでしょ！｣
｢ふふっ、なんで涼介くんが得意げなの。｣
あれ、うーん
｢うーん、Aさんがすきだから！｣
｢ぇ、お、俺とどっちが好き？｣
うーん、ゆうとさんとAさん...
｢わかんない｣
｢ふはっ、ちょっと難しかったか。Aさんにまた会いたい？｣
｢またあいたい！｣
こんどはいつあえるかな、あしたかな...
｢涼介くん、マンボ...｣
｢んぅ、すぅーすぅー｣
ｶﾞｻｯ
｢(ああっ！マンボウ落ちる！)｣
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作者名：はばねろ | 作者ホームページ：http://uranainovel@havanero
作成日時：2017年3月11日 9時
