53 紫耀 ページ5
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紫耀side
紫耀「もう寝る?」
『…うん。紫耀は明日もあるもんね…』
紫耀「なんや、寂しい?」
『うん…』
紫耀「そっか。…じゃ、もうちょっと喋ろ!Aが眠くなるまで」
『でも紫耀はあしt』
紫耀「ええねん!俺も眠くないし、な?」
『…うん』
Aの顔、明らかに辛そう。
でも、わがままなんて言わない。
そうゆうとこ、もっと出してもええのにな…
Aの昔のことなんて俺がすぐに忘れさせる!
って思ってた。
けどAが耐えてきた15年間は結構な重さで。
1日や2日でとりはらえるものではなかった。
平野が“俺”にしたところで
頼りなさは変わらんかったんかな…?
『紫耀…一つわがまま言ってもいい?』
紫耀「どないした?」
『あのね、今日、今日だけでいいから、寝るまで…抱きしめて、ほしい』
そんな俺の心を覗いたかのように
今にも潰れそうな小さな声でささやく。
紫耀「ええよ、ずっと抱きしめてる。おいで?」
ベッドの布団をめくり、Aを呼んだ。
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*みんと*(プロフ) - しょーりさん» うわーありがとうございます(;_;) (2016年2月21日 23時) (レス) id: 67ac651065 (このIDを非表示/違反報告)
しょーり - もうさいこー☆ (2016年2月21日 22時) (レス) id: d83feed797 (このIDを非表示/違反報告)
ボブ(プロフ) - すごく良い話!もっと平野君の嫉妬心感じたい!イチャラブやばい笑廉君の少しの優しさやばいっす笑完結しないでー笑 (2015年5月11日 2時) (レス) id: 8c2ba2c863 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - さりさん» うわうわうわうわ!ありがとうございます!もう嬉しい限りです! (2015年4月6日 7時) (レス) id: 67ac651065 (このIDを非表示/違反報告)
さり - ヤバイ!泣きました! (2015年4月6日 2時) (レス) id: 16f0452945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんと | 作成日時:2015年3月6日 18時