絶賛恋愛中。３《平野紫耀》

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廉が帰ってくるのをただボーッと待つ。









「ただいまー」





『おかえり』





廉「はぁ疲れた」





もしかして…





『ファンの子に見つかった？』





廉「あぁ、すごい握手したわ笑」





そりゃ何も変装してないもん。

ばれるよね。





『ごめんね』





廉「またごめんって言った！もうごめんは禁止
な」





『…？』





廉「さっきからごめんばっかりやん！Aちゃんは何も悪ないのに」





『ごめ…。何て言えばいいの？』





廉「んーありがとう？うん、ありがとうやな！」





『ありがとう』





廉「おう」









食欲のない私のことを考えて買ってきてくれたゼリー。




廉が大変な思いをして買ってきてくれたゼリー。





そのゼリーを口に運ぶ。





『おいしっ』





廉「お、やっと笑った。やっぱAちゃんは笑ってんのが一番ええわ」





『そう？』





廉「俺は笑顔が一番可愛いと思う！」





『へへ//ありがとう///』







私は知らなかった。





このとき廉が悲しい顔をしていたなんて。




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