絶賛恋愛中。３《平野紫耀》

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「A、起きなさい！」





6時17分。



あぁまたこの夢か。



そう言えば最近、この夢も見てなかったな…。





昨日、あのまま寝ていたらしく、起きたらソファの上。



まぁ一人の家で心配して声かけてくれる人なんていないから、当たり前なんだけど。





食欲もなくてずっと食べてないのに、お腹は全然すいていなかった。





それほど私にとって紫耀の存在は大きかったんだ…







『…助けて…』





誰かに相談したい。

けど誰に？



誰か…あ、流星。





あの癒しを求めて発信ボタンを押した。





『忙しいかな…』





呼び出し音が鳴り響く。





出る気配がなくて切ろうとしたとき




流星「はい！ごめんなさいトイレ行ってて」




流星の声が聞こえた。




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