66 ページ18
・
急いで建物の影に隠れる。
・・・。
通りすぎてから、もう一度確認。
『紫耀。…と、りみぃちゃん』
二人はあまりにも仲良さそうに歩いていて
声をかけることなんてできなかった。
あれは、“友達の距離”じゃない。
信じたくないけど、信じるしかない
この状況に耐えられなくなって、走って家に帰った。
・
・
家のソファに座ると押し寄せてくる不安。
さっきの楽しそうな紫耀。
大阪から東京に戻るとき、あんなに嫌そうにしてたのに…
東京に帰ったら会おうって言ってたのに…
あれは全部嘘?
やっぱり、素人の私より綺麗で可愛いりみぃちゃんのほうがいいの?
いろいろ聞きたい。話したい。
でもきっと次に紫耀の口から聞くのは
“好き” じゃなくて “別れよ”
それを聞くのが怖くて行動することができなかった。
何一つ音のしないこの家で
泣くこともなく、ひたすら紫耀のことを考えていた。
紫耀から連絡がきてたけど、
今の私に出る勇気なんてない。
・
233人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「平野紫耀」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
*みんと*(プロフ) - しょーりさん» うわーありがとうございます(;_;) (2016年2月21日 23時) (レス) id: 67ac651065 (このIDを非表示/違反報告)
しょーり - もうさいこー☆ (2016年2月21日 22時) (レス) id: d83feed797 (このIDを非表示/違反報告)
ボブ(プロフ) - すごく良い話!もっと平野君の嫉妬心感じたい!イチャラブやばい笑廉君の少しの優しさやばいっす笑完結しないでー笑 (2015年5月11日 2時) (レス) id: 8c2ba2c863 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - さりさん» うわうわうわうわ!ありがとうございます!もう嬉しい限りです! (2015年4月6日 7時) (レス) id: 67ac651065 (このIDを非表示/違反報告)
さり - ヤバイ!泣きました! (2015年4月6日 2時) (レス) id: 16f0452945 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みんと | 作成日時:2015年3月6日 18時