絡まる視線(2)

part70 ページ29

A「あー見つかって良かった♪」




健斗「そだな」







　コンビニに入る。







A「並木達ごめーん あれ？楓は？」





並木「うっそ お前らのとこにいたんじゃないのか！？」






健斗「来なかったよ」







店員「あっあのーーー」





A「えっあっはい」






店員「あの大人しそうな女の子の知り合いですよね？」





健斗「？そうですが…」





店員「良かった。あの子ケータイ落として慌てて出てっちゃったから」






A「あっありがとうございます…」





　怪しいメールとか来てないか確認。






　すると…







　例のあのメールが……





『さもなくばお前の友人の命はない』






A「……え………？」






健斗「で、その子はどうしたんだ！？」




店員「えっと 男の人の車に乗せられて隣の工場に……」





　彼処は廃工場！！何故そこに……







　確か…怪しい人達がいつもいるところ…！！








　ヤバイ…急がなきゃ………







　走ってコンビニから出る。







　ちょっと…子供だけじゃ危ないわ……





　店員の言うことももう聞こえない。








　楓をつれ戻さなきゃ……危険なことになる前に……

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