Grief Cinderella 橙×黄青×黄 (ページ21)

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とりあえず神ちゃんに報告しに行こっかな。

式典に行く前にちゃんと報告してやって神ちゃんから言われたしな。

そう思い立って僕は神ちゃんの部屋を訪ねた。

淳「神ちゃん？起きてる？」

神「ん？兄ちゃん？起きてるで。どないしたん？」

淳「報告しに来たで」

神「ほんまに！？ほんなら入ってー。鍵開けるな」

ガチャっと扉の鍵が外される音がした。

そして僕は扉を開けて神ちゃんの部屋に入った。

基本的には僕の部屋とそんなに変わりはないけど所々に置いてあるものがいちいち神ちゃんはおしゃれやわ。

そんな事を思ってると神ちゃんがベッドに腰をかけて隣をポンポンしていた。

仕方ないから神ちゃんの隣に腰掛けた。

神「兄ちゃん報告しに来てくれたんやろ？楽しみしてたからはやく聞きたいわ」

淳「あ、そうやったな。じゃあ神ちゃんなに聞きたい？」

神「んーそうやなみんなの前に出た時どんな感じやった？」

淳「やっぱりそれ聞く？その時なーめっちゃ嬉しかったで。みんなが自分の事祝福してくれて」

神「やっぱそうなんかー。俺もな2年後やけど不安やねん。王族やけど兄ちゃんみたいに正統な王族じゃないから」