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“Aがメインなら私出たい!出る!”
“ねぇ私も出たい!出させて!お願い!”
真っ先に私のことをサポートしようと、初めての私に時間が無い中ダンスレッスンに付き合ってくれたり、体力つけるために筋トレ付き合ってくれたツインタワーの二人を汚されたようで。
“Aと一緒にライブで歌うの、すっごい楽しみ”
本当にワクワクしたような表情で私の手を握ってくれた伶菜の笑顔が、馬鹿にされたようで。
“Aちゃんのためなら、歌うよ。頑張ろうね。”
優しく、わからない時、私が違ってる時、ペンを持って一緒に楽譜に書き込んでくれて、自らもこうした方がいいよってアドバイスをくれた涼太くんが、罵られたようで。
“分からないところあったら聞いてね!NANAちゃんとのペアダンス楽しみなんだよねぇ”
楽しそうにダンスの練習をして、アドバイスもくれて、指の先まで神経を通わせて踊る事の楽しさを教えてくれた大樹くんを、コケにされたような気がして。
“大丈夫、なんてったって俺らがついてんだから”
大好きな、あの笑顔で私の頭を撫でてくれて、マンツーマンで教えてくれた優しいあの人を侮辱されたようで。
そして何よりも、
私を“世界で通用させる人にしたい”と言ってくれたあの人を、嘲笑われたようで。
私は今すぐにでも、この人をぶん殴りたかった。
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shirey(プロフ) - なんか苦しいですね、、(;_;)主人公ちゃんを救ってくれるのはもちろん、、 (2018年10月23日 21時) (レス) id: eae9c1c1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラベン | 作成日時:2018年10月16日 16時