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私はいったいどうすればいいのだろうか。
あれから数日。
家に帰って前ならシャワーとか色々してたのに何もする気になれず玄関で蹲る毎日。
もうすぐ4月。エイプリルフールなら全然いいのに…
何やってるんだろう。こんなんだったら芸能界なんて入るんじゃなかった。
いや、芸能界に入っても入らなくても琴音が私に紹介するはずだから逃げる手立てはなかったのか。
──────── プルルルルルル
──────── プルルルルルル
スマホの着信音でハッとした。
玄関で私は一体何をやってるんだ。って言うかこれ何回目の自己嫌悪?
『……はい、』
晴美“あ、もしもしA?”
『晴美ちゃん?どうしたの?』
晴美“明日さ、時間あったらでいいけど一緒にトレーニングしない?”
『うん、いいよ。明日丸一日オフだから』
晴美“やった!Aに会いたいって言ってる人がいてさー!”
『え、そうなの?』
晴美“そう!じゃあ朝の9時に事務所のジムに集合ね!”
『了解!』
切れた電話にため息をつく。
……体動かしたら、少しは忘れられるかな
忘れられると、いいなぁ
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ゆうやん - 好きすぎて何回も読んでます!続きが気になりすぎて…。応援してます!頑張って下さい!! (2018年9月2日 2時) (レス) id: 923257e9a1 (このIDを非表示/違反報告)
ichika0312(プロフ) - 主人公さんはいきなり臣さんの事が好きになったのですか? (2018年8月1日 12時) (レス) id: 09afc1ea42 (このIDを非表示/違反報告)
佐野琴吏(プロフ) - このお話大好きです!!応援してます!! (2018年7月28日 20時) (レス) id: ba364fc6bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラベン | 作成日時:2018年7月28日 20時