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｢うん、いい感じだね｣
『ありがとうございます！』
｢これからNANAKOTOの担当を務める編集者兼、カメラマンの“赤月”です。｣
『NANAです、これからよろしくお願いします！』
名刺を交換してふと気が付く。あれ、琴音は？って見たら休憩場所で携帯を弄っていた。
『ちょ、こと、』
赤月｢いいのいいの、私これから仕事だから。じゃあね？｣
『……ありがとうございます、よろしくお願いします』
名刺片手に琴音の所へ戻ればやっとスマホから顔を上げた琴音。
柚木｢あれ？A何やってたの？｣
『今、赤月さんと──────』
柿沢｢A、時間押してるから｣
柚木｢…？A、仕事あるの？｣
『え、あ、うん』
柚木｢えー、せっかくご飯行こうって思ったのに……｣
柿沢｢A早くしろ。千葉さん待たせてるから｣
ああ確か今日って、千葉さんと2人のシーンだっけ。
柚木｢え？千葉って、千葉雄大？！まじぃ？！｣
『……あ、うん、ごめんもう行くね』
柚木｢いーなー！サイン欲しいー！｣
チッて逸さんの舌打ちが聞こえてきて慌ててその場から逃げるように逸さんの腕を引っ張って後にする。
『逸さん、あんな思いっきり…』
柿沢｢お前の親友だって分かってるけど、……悪い。さすがにあの女は無理だわ｣
まぁ、それは分かるけど、あんなあからさまに。
柿沢｢それに俺、あいつに言われたぞ｣
『え？』
柿沢｢“どうしてAに仕事があるのに私には無いんですか？もしかしてA、体売ってたりします？”って｣
『……え、？』
柿沢｢悪いことは言わねぇ。…あいつと関わんの、辞めろ｣
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ゆうやん - 好きすぎて何回も読んでます！続きが気になりすぎて…。応援してます！頑張って下さい！！ (2018年9月2日 2時) (
レス) id: 923257e9a1 (このIDを非表示/違反報告)
ichika0312(プロフ) - 主人公さんはいきなり臣さんの事が好きになったのですか？ (2018年8月1日 12時) (レス) id: 09afc1ea42 (このIDを非表示/違反報告)
佐野琴吏(プロフ) - このお話大好きです！！応援してます！！ (2018年7月28日 20時) (レス) id: ba364fc6bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2018年7月28日 20時
